
四季さかな
GALLERY
三重県津市香良洲町。伊勢湾に面したデルタ地帯に、地元の食材と料理人の誠実な仕事が光る個人店「四季さかな」がある。伊勢湾や三重県内で水揚げされた天然の魚介類を主役に、店主・近藤幸徳さんが一人ひとりのお客に向き合う、顔の見えるおもてなしが評判の一軒だ。
築60年の民家が宿す、和のくつろぎ空間
店舗は築60年の民家を改装したもので、年月を経た柱や梁をあえてそのまま残した造り。カウンター席と掘りごたつ式の4人テーブルが4席という間取りは、少人数でのゆったりした食事から接待、家族の会食、仲間との集まり、女子会まで幅広く対応できるちょうどよい規模感だ。大箱の宴会場とは違う、料理人の目が行き届くこぢんまりとした空間が、個人店ならではの温かみをつくり出している。
「昔ながらの当たり前」を守る料理哲学
近藤さんが大切にしているのは「世間の当たり前ではなく、自分にとっての昔ながらの当たり前を守ること」。旬でなくても食材が揃う今の時代に、あえて季節の食感と味のクセを尊重する姿勢は、メニューの随所に表れている。伊勢湾産の穴子はその代表格で、旬の時期に合わせて提供される。一品料理はお造り盛合せや天ぷら盛合せが揃い、コースは「海席コース」「姫会席コース」など複数から選べる。お食い膳・七五三・誕生日といった節目の料理も承っており、三重の地酒も取り寄せて提供している。
充実のテイクアウト弁当ラインナップ
「四季さかな」が力を入れているのが、テイクアウトの弁当とデリバリーだ。日常使いからハレの日まで幅広い価格帯を用意している。
リピート率No.1という「彩弁当」(1,400円)は12マスの仕切りに3種のご飯と肉・魚・野菜をバランスよく詰めた一品。日替わりの「サービス弁当」(750円)は健康を意識した品が必ず含まれる。「天丼」(750円)はムロアジ・椎茸・干し海老で引いた天出しを使い、海老や穴子、茄子、さつまいもなどを盛り込む。
より贅沢な特別日向けには、「翠弁当」(2,370円)、「鯛めしとローストビーフ(またはすき焼き)弁当」(2,420円)、「ステーキ重&旬弁当」(2,970円)、「ローストビーフと和彩弁当」(2,850円)、「手まり寿司の和弁当」(2,600円)、「鯛昆布締め飯と鶏照り弁当」(2,160円)などが並ぶ。季節限定では鯖の味噌煮弁当やカキフライ弁当も登場する。お弁当の注文は3個以上・2営業日前までが条件だ。春の花見や秋の紅葩の季節には「季節の籠盛り弁当」(1,940円〜)で場の演出を手伝ってくれる。法事・法要向けの仕出し(2,700円〜)や宴席のオードブル(3,240円〜)も対応している。
香良洲の海から生まれるお取り寄せ品
店内の料理だけでなく、通販サイト(sikisakana.base.shop)でのお取り寄せも充実している。自家製カラスミは季節限定の希少品。香良洲沖で1月〜4月に採れたあおさを2日間かけて炊き上げた「あおさ海苔の佃煮」(860円)は、炊き立てご飯に乗せる以外にもパスタ・おにぎり・焼き魚のソースに使えると紹介されている。タコ飯セット・天然鯛飯セット(各960円)は米2合と炊飯器さえあれば自宅で再現できる設計で、添付の出汁で炊くだけという手軽さが支持されている。天然鯛の西京漬け(960円)も並ぶ。
香良洲の自然と歴史を感じる立地
店の周囲には、春の潮干狩りや夏の海水浴で知られる香良洲海岸、三重海軍航空隊ゆかりの史料を収蔵する香良洲歴史資料館、稚日女命を祀る香良洲神社が点在する。観光やドライブの途中に立ち寄るのにも向いており、近藤さん自身が香良洲の観光案内もサイト上で発信している。伊勢湾の自然に育まれた食材と、その土地の記憶をまとった空間が、訪れる人に津市ならではの食体験を届けてくれる。
アクセス
三重県津市香良洲町コマツ1582
営業時間
昼: 11:30~14:00(LO 13:40)、夜: 17:00~22:00(LO 21:30)、定休日: 毎週水曜日、月2回程不定休
料金目安
弁当: 750円~2,420円、寿司盛合わせ: 2,160円~2,640円、オードブル: 3,240円~
店舗詳細
- 価格帯
- $$
- 対応言語
- 日本語
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)
NEARBY
周辺のスポット(8件)


















