
龍門の滝
GALLERY
龍門の滝は、大分県玖珠郡九重町に位置する、落差26m・幅40mの豪快な二段落としの滝だ。筑紫溶岩台地が長い年月をかけて削られてできた自然の造形であり、その雄大なスケールは一目で圧倒される。
大地が刻んだ造形——二段落としの迫力
龍門の滝の大きな特徴は、上段・下段の二段に分かれて流れ落ちる形状にある。幅40mという横幅の広さが滝全体に豪快さと広がりの両方を与えており、一般的な細い直瀑とは一線を画す存在感がある。筑紫溶岩台地という特異な地質が生み出したこの景観は、岩盤の硬さと浸食の積み重ねによってできた自然造形そのものだ。
蘭渓道隆が見出した景観——名前に宿る歴史
「龍門」という名の由来には、鎌倉時代まで遡る逸話がある。中国・南宋から来日し、日本に臨済宗を広めた禅僧・蘭渓道隆がこの地に立ち寄った際、中国・河南府にある「竜門の滝」に景観が酷似していることに気づき、その名を与えたと伝えられている。遠い異国の地でかつての風景と重ね合わせた禅僧の眼差し——そうした来歴を知ると、眼前の景色への印象がひとつ深まる。
四季の移ろいが彩る名所
龍門の滝は新緑と紅葉の名所としても広く知られている。春から初夏にかけては周囲の木々が鮮やかな緑に包まれ、白い滝筋との対比が清々しい風景をつくりだす。秋には色づいた葉が滝の周囲を彩り、渓谷全体が大きく表情を変える。季節ごとに異なる顔を見せてくれるため、繰り返し足を運びたくなる場所だ。
訪問前に確認を——「滝すべり」は現在中止中
かつてこの滝では「滝すべり」が楽しめたことでも知られていたが、滝左側面の崖の一部が崩落し危険な状態となっているため、現在は中止されている。滝すべりを目的に訪れる場合は、事前に最新情報を確認することを勧める。景観の鑑賞自体は引き続き楽しめる。
アクセス
大分道九重ICから車で約15分
外部予約・検索サイトで探す
下記の外部サイトで本店舗・施設の予約・在庫状況をご確認いただけます。
※ 外部サイトへのリンクには広告 (アフィリエイト) を含みます。
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)





