
旅行人山荘
GALLERY
鹿児島県霧島市の標高700メートルに広がる50000坪の自然林の中に、大正6年(1917年)から続く宿がある。「旅行人山荘」という名はいかにも山旅の宿らしく、創業者・蔵前仁蔵が歴史ある丸尾温泉を譲り受けてこの地に旅館を開いたのが始まりだ。100年を超えて守り続けてきた「お客様に感謝」という初心と、変わらず湧き出し続ける温泉が、この宿の根幹にある。
2つの源泉が生む、異なる湯の世界
旅行人山荘の最大の特徴は、性格の異なる2種類の源泉を持つことだ。ひとつは文政2年(1819年)、狩人の横尾権太によって発見された天然自噴の単純泉。もうひとつは、湯の花が香る硫黄泉。大浴場「大隅の湯」の内湯には透明な単純泉を引き、露天風呂「赤松の湯」では自然森に囲まれながら硫黄泉に浸かることができる。家族や友人グループで45分間の露天風呂を楽しめる設定もあり、森の静寂の中でプライベートな時間を過ごせる。
桜島を正面に望む絶景
晴れた日には、大浴場の露天風呂やレストランから雄大な桜島がそのまま視界に飛び込んでくる。4階・5階に位置する客室は桜島と錦江湾を見渡す展望台そのもので、旅館に滞在している間じゅう、この南九州の象徴的な景色を独り占めにできる。
森林と生き物が息づく自然環境
敷地の雑木林は赤松、山桜、ブナ、クヌギなどで構成されており、小鳥や野生の鹿が生息している。渡り鳥のコースにもなっているため、春と秋には多くの鳥が集まり、バードウォッチングの機会にも恵まれる。周囲は森林セラピーロードにも選定された自然豊かなエリアで、敷地内の散歩道をゆっくり歩いて約15分進むと、小谷川上流に位置する花房の滝に到達できる。
2万冊の図書室とレストラン天望
温泉と自然だけでなく、2万冊を超える蔵書を誇る図書室を備えているのも旅行人山荘の個性だ。多様なジャンルの本が並び、雨の日や湯あがりのゆっくりとした時間を豊かに過ごすことができる。ギャラリーやコンサートといった文化的な催しも行われており、温泉旅館の枠を超えた知的・芸術的な体験を提供する場にもなっている。レストラン「天望」では小鳥のさえずりと澄んだ空気の中で食事を楽しむことができ、標高700メートルならではの清涼感が食卓を彩る。
アクセス
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3865
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店舗詳細
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