
OKDONGSIK Tokyo
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OKDONGSIK Tokyoは、韓国・ソウル発の一品料理店「屋同食(オクドンシク)」の東京店です。「屋同食」という屋号には「一品に特化した店」「皆で一緒に食べる場所」という二つの意味が込められており、その哲学はメニューの構成にも色濃く表れています。2017年にソウルで産声を上げ、2018年にはミシュランガイドのビブグルマンに選出。その後ニューヨーク、ホノルル、パリ、ロサンゼルスと国際展開を重ね、東京店はそのひとつとして新宿区に構えています。
看板料理・돼지곰탕(豚のコムタン)
店が全力を注ぐのは돼지곰탕(トゥェジ コムタン)、一杯です。豚肩肉・ネギ・大根・玉ねぎ・ニンニク・生姜・胡椒の実をじっくり煮出して作られるスープは、透き通った澄んだ色が特徴。味付けは塩のみに絞り、素材が持つ繊細な旨味を余すことなく引き出しています。
提供方法にも細かなこだわりがあります。ご飯は熱いスープに繰り返し浸してから薄切りの豚肉をのせ、最後にスープを注いで75〜80℃という最適温度に整えて卓上へ。冷めかけた状態で出てくる丼とは一線を画す、温度管理まで含めた一杯です。
シェフのキャリアと哲学
料理を担うのはオク・ドンシクシェフです。慶熙大学で4年間の料理芸術課程を修了後、航空会社の機内食部門、在コートジボワール韓国大使館、韓国の有名ホテルでの総料理長職と、幅広いフィールドで腕を磨きました。彼の哲学は一貫しており、「食材の価格より鮮度を優先する」こと。その姿勢から「最も本格的な方法で料理を作る」という一点にブランドの軸を置き、OKDONGSIKを立ち上げています。
ニューヨーク・タイムズも認めたスープ
2022年のニューヨーク初出店に先立ち、4か月間のポップアップで注目を集めたOKDONGSIK。その後、ニューヨーク・タイムズのピート・ウェルズ記者が選ぶ「ニューヨークのベストディッシュ2023」トップ8にも名を連ね、コムタンという韓国の定番料理をグローバルな文脈で再評価させるきっかけとなりました。
「引き算」の美学
現代の刺激的な味が溢れる食の環境に対し、OKDONGSIKが提示するのは徹底した引き算の料理です。一杯のスープに集中することで「透明な食材の本質と原初の味」を届けるというビジョンは、コムタンという古典的な韓国の家庭料理を軸に据えることで説得力を持っています。ソウル本店で培ったミシュランクオリティのスープを、東京・新宿でそのまま体験できます。
アクセス
東京都新宿区大久保2-6-10
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