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九十九島動植物園 森きらら

九十九島動植物園 森きらら

※写真はイメージです。

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九十九島の自然に抱かれた佐世保市の動植物園「森きらら」は、動物との距離感の近さが最大の魅力だ。単に「動物を見る」だけでなく、個性を持った動物たちと実際に関われる体験プログラムが充実しており、家族連れから教育旅行まで幅広い来園者を引きつけている。

名前と顔を持つ動物たち

園内の看板スターはチーターの「チャーム」。毎年6月8日に誕生日を祝う告知がSNSで公開されるほど、スタッフとの信頼関係が深い。定期開催の「チータートーク」では、チームが飼育の話を交えながらチャームの日常を紹介しており、単なる展示を超えた体験となっている。

レッサーパンダの「メイファ」も人気者で、誕生日にはリンゴと果物で作ったプレートがプレゼントされるなど、個体ごとのエピソードが積み重なっている。白手テナガザル「モモ」の子どもについては遺伝子学的調査結果まで公式に発表しており、飼育の透明性に対する真摯な姿勢が伺える。カヤネズミ、リスザル、ウサギなど小さな生き物も充実しており、キリンへ餌となる枝葉を地域から募集するなど、地域を巻き込んだ飼育スタイルも特徴だ。

参加型の体験プログラム

「ペンギンのおやつあげ体験」は来園者がペンギンに直接餌を与えられるプログラムで、2026年6月に再開された注目の企画。8月には「レッサーパンダスクール」(8/2・8/9、予約制)も開催され、夏休みの自由研究と連動した学習機会を提供している。

常設の「缶バッジ・缶マグネット作り体験」(2026年6月開始)は子どもから大人まで参加でき、来園の記念としてオリジナルグッズを手作りできる。毎月第3日曜日には「おはなし森きらら」として絵本の読み語りイベントが森の休憩所で開催されており、小さな子どもにとって動物と本を組み合わせた特別な体験の場になっている。

植物園としての表情と季節の変化

動物園としての印象が強いが、植物園としての側面も見逃せない。6月にはリスザルの池のそばや日本庭園でアジサイが咲き、カシワバアジサイも見られる。園内の公式フラワーカレンダーでは紫陽花などの開花情報を随時発信しており、季節ごとに異なる景色を楽しめる。日本庭園エリアをゆっくり歩きながら植物と動物を同時に楽しめるのは、「動植物園」という名称が示す通り、この施設ならではの魅力だ。

地域と来園者がつながる文化

園のAmazonほしいものリストには動物の好物や必要物資が登録されており、遠方のファンも物資を送ることで飼育に参加できる。テナガザルへの落花生、チャームへのお花など、実際に届いた贈り物をSNSで紹介するスタイルが支持を集めている。ツシマヤマネコグッズはオンラインショップでも購入でき、希少種保全への意識を高める役割も果たしている。

九十九島パールシーリゾートとの連携

隣接する九十九島パールシーリゾートの遊覧船・海きらら(水族館)と森きらら(動植物園)を組み合わせた「九十九島周遊チケット」が販売されており、九十九島の海と陸の自然を1日でめぐる観光コースとして活用できる。「させぼeコイン」の利用可能施設にも登録されており、地域のデジタル決済インフラとも連携している。

アクセス

長崎県佐世保市鹿子前町1008。シャトルカーで九十九島パールシーリゾートとアクセス可能

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