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水辺の里公園 自然水族館

水辺の里公園 自然水族館

※写真はイメージです。

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三重県いなべ市大安町、大安大橋の南詰にある「水辺の里公園 自然水族館」は、人工水槽ではなく本物の川をそのまま横から覗くというユニークな発想で設計された自然学習施設です。宇賀川・員弁川の中流域の川底や水中の様子を、まるで水族館の水槽越しに見るように観察できます。

本物の川を"横から見る"という発想

一般的な水族館は川や海から生き物を連れてきて水槽に入れますが、ここはその逆。自然の川に観察窓を設けることで、アブラハヤ・カワムツ・オイカワ・カマツカ・ニシシマドジョウといった員弁川水系固有の淡水魚たちが、実際の川の流れや砂礫の中で暮らす姿をありのままに見られる構造になっています。魚を「展示する」のではなく、人間が川の中を「のぞかせてもらう」という逆転の発想が、この施設最大の個性です。

自然繁殖が続く生きたエコシステム

展示の中で最も驚くべき点は、魚たちが施設内で自然に産卵し、稚魚が育っていくことです。外部から補充するのではなく、川そのものの生態系が維持されているため、季節によっては小さな稚魚の群れや産卵行動を目撃できることもあります。生き物の一生のサイクルを、手を加えずに観察できる学習環境は全国的にも珍しく、いなべ市の教育委員会自然学習室が管理主体となっていることからも、地域の自然教育の拠点として位置づけられています。

晴天の午後だけ訪れる特別な光景

公式情報によれば、晴天の日の午後に日光が水面から差し込む時間帯は、水中の様子が格別に美しく見えるとのこと。水と光の条件が重なる瞬間に、淡水魚たちの鱗が輝き、川底の砂礫や水草が透き通るように見えます。訪問のタイミングを晴れた日の午後に合わせると、より印象的な体験になるでしょう。

地元メディアも注目した水中ドローン映像

2023年8月にはいなべ市の広報番組「いなべ10」の自然コーナー「いなべの自然みっけ隊」で取り上げられ、水中ドローンによる撮影映像が放映されました。普段は肉眼で観察する施設内の様子を、ドローンが水中から捉えた映像は、陸上から覗くのとはまた異なる視点でこの施設の魅力を伝えています。

見学時のルール

現在の生態系を守るため、外から持ち込んだ魚や生き物の放流、えさやりは固く禁止されています。自然の川をそのまま保全しているからこそ成り立つ施設であり、来訪者一人ひとりの配慮がこの水中世界を次世代へ引き継ぐことにつながります。

アクセス

いなべ市大安町の大安大橋南詰

営業時間

9:00~17:00

料金目安

500円~1,500円

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