
丸駒温泉旅館
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大正4年(1915年)の創業以来、北海道の国立公園に指定された支笏湖のほとりに佇む丸駒温泉旅館。110年を超える歴史を刻みながら、電信柱ひとつない湖畔の一本道の奥に宿はある。老舗高級温泉宿でありながら、自然との共生を実践で体現した独自の運営哲学と、本格サウナ施設の充実が、国内外の旅人を引きつけ続けている。
電気も水道も自給自足——公共インフラに頼らない宿
丸駒温泉旅館には、公共インフラである「電気」も「水道」も通じていない。必要な電力はソーラーパネルで自ら生成し、飲料・生活用水は支笏湖から直接いただく。そして温泉は、カルデラ湖の地質が育む自噴温泉をそのまま利用する。宿へ続く湖畔の一本道を進むうちに電信柱が消えていくことに気づいたとき、「自然に寄り添う」という言葉を看板でなく日々の営みとして実践する宿だと実感できる。この姿勢は国際的なサステナブルツーリズム認定機関GSTC(Global Sustainable Tourism Council)から継続的な認定を受けるかたちで評価されている。
国立公園の絶景が広がるサウナと温泉
大浴場に併設されたサウナは、本場フィンランド式のロウリューを楽しめる本格仕様。水風呂には水質日本一と評される支笏湖の水がかけ流しで注がれ、外気浴スペースからは国立公園の支笏湖が視界いっぱいに広がる。「整う」ための環境として、これほど条件が揃った場所は多くない。2026年6月には新たに「ノー電力サウナ 国立公園満喫サウナ」がオープン。この事業は全国の温泉旅館事業者として唯一、第9回ジャパン・ツーリズム・アワードで「革新性」と「事業性」が評価されるなど、業界内でも注目を集めている。
プライベートで楽しむ貸切サウナ・温泉
バレルサウナを備えた貸切温泉「丸の湯」や「湖畔のサウナ」では、プライベートな空間で本格サウナと温泉を独占できる。大浴場では味わいにくい静けさの中、湖畔の自然を感じながら整うひとときを、家族連れやカップル、少人数グループで満喫できる選択肢として用意されている。
囲炉裏会席と北海道の美食
食事は北海道の旬を生かした会席料理が中心。炭火で炙る囲炉裏を囲んで楽しむ「初太郎物語」は、旬の食材を一品ずつ炭火炙りで仕上げる特別な会席プランだ。北海道産毛蟹と道産牛を組み合わせた特別会席、旬彩を盛り込んだ丸駒基本会席と、宿泊プランに応じて複数のコースから選ぶことができる。朝食はバイキング形式で提供される。
支笏湖を眺める客室
湖側和室・和洋室から特別和室まで多様な客室が揃い、いずれの部屋からも支笏湖と国立公園の景色を望むことができる。露天風呂もまた同様で、湯に浸かりながら目の前に広がる湖面と山並みを独り占めするような感覚を味わえる。公共インフラを持ち込まず、自然の中に溶け込むかたちで成立しているこの宿での滞在は、単なる観光や休養にとどまらない体験として記憶に残る。
アクセス
新千歳空港、札幌駅から向かう形となるが、具体的な最寄駅名および徒歩分数は公式サイトに明記なし。北海道千歳市幌美内7番地。
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店舗詳細
- 価格帯
- $$$
- 個室
- あり
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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