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熊野市駅前特産品館

熊野市駅前特産品館

※写真はイメージです。

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熊野市駅前特産品館は、JR熊野市駅のすぐ前に立つ地元密着の物産館だ。三重県熊野市とその周辺地域で育まれた食品・工芸品・雑貨が一堂に揃い、地元産の素材や生産者のこだわりが詰まった品々と出会える場所となっている。

熊野ならではの柑橘―じゃばらと新姫

この館を訪れる人が特に注目するのが、熊野周辺でしか採れない特産柑橘だ。北山村特産の「じゃばら」は、花粉症に効果的とされるナリルチンを多く含む柑橘で、花粉の季節になると果汁を求めて遠方からも客が訪れるほどの人気がある。じゃばらをまるごと皮まで使ったぽん酢「じゃぽん」は、だしエキス不使用でありながらコクのある味わいで、リピーターが多い定番商品だ。一方、三重県熊野市でのみ栽培される「新姫」は、その爽やかな香りを活かしたサイダー(果汁3%)となって商品化されており、熊野でしか手に入らないご当地ドリンクとして旅の記念にも選ばれている。

有機の伊勢茶と御浜町の純粋はちみつ

茶葉コーナーでは、農薬不使用で育てたセーフティ・リ・ファームの有機伊勢茶が揃う。炒り米にも有機米を使用した有機玄米茶は、香ばしさとほのかな甘みが特徴で、ティーバッグタイプで手軽に楽しめる。はちみつは御浜町の「うい養蜂」が手がける純粋非加熱タイプで、みかんの花の蜜を採った後に収穫される百花蜜「野の蜜」が揃う。非加熱にこだわることで、花の香りと軽い口当たりがそのまま残されている。

熊野市の洋菓子店「もんいまぁじゅ」とのコラボ菓子

地元で愛される洋菓子専門店「Mon image(もんいまぁじゅ)」のフィナンシェも、この館の看板商品のひとつだ。店名はフランス語で「私の理想」を意味し、2017年には香港にも出店した熊野発の人気店。ここで扱うのは2種類の日本酒コラボフィナンシェ。三重県伊賀の蔵元・大田酒造の銘酒「半蔵」を使った半蔵HANZOフィナンシェは、日本酒の華やかな香りとほんのりした甘みがフィナンシェ生地に溶け込んだ一品。もう一方の作ZAKUフィナンシェは、鈴鹿の蔵元・清水清三郎商店の銘酒「作」の酒粕を使ったしっとり食感で、一滴もお酒を飲めないパティシエがZAKUのフルーティーな香りに惹かれて開発したという逸話を持つ。第27回全国菓子大博覧会・三重褒賞で優秀金菓賞を受賞しており、品質は折り紙つきだ。いずれも1個から購入できる。

那智黒石・熊野古道・大花火大会をモチーフにした雑貨

食品以外では、地域文化を表現したグッズも充実している。熊野古道をモチーフにしたA5サイズのクリアファイルは、「くま」と「の」を組み合わせたオリジナルキャラクターが表面に描かれており、パンフレットやチケットの持ち運びに便利なうえ、土産品としても人気だ。また、江戸時代から三百余年の歴史を誇る「熊野大花火大会」(毎年8月17日、七里御浜や鬼ヶ城などの世界遺産を舞台に約1万発が打ち上げられる)をあしらったフェイスタオルも取り扱っており、熊野の祭り文化を手元に持ち帰れる一品となっている。

こんな人に向いている

熊野観光の締めくくりに駅前で立ち寄り、地元でしか手に入らないものを探したい旅行者にとって使い勝手が良い。じゃばら・新姫といった希少柑橘の加工品は他所ではなかなか手に入らず、受賞歴のあるフィナンシェは手土産としての格も十分だ。また、有機茶や非加熱はちみつなど素材へのこだわりが強い商品が多いため、食の安全・安心を重視する層にも響く品揃えとなっている。

アクセス

JR熊野市駅前(住所: 三重県熊野市井戸町656-3)

営業時間

9:00〜18:00、定休日: 水曜・木曜日(期間限定)、年末年始(12/30〜1/2)

料金目安

¥200(熊野古道クリアファイル)、¥280(新姫サイダー 250ml)、¥626(じゃばらぽん酢 360ml)、¥864(じゃばら果汁 100ml)、¥4,700(蜂蜜野の蜜 1kg)

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