
かつぬま朝市
GALLERY
かつぬま朝市は、山梨県甲州市の塩むすび広場(甲州市中央防災広場)で、毎月第一日曜日の午前9時から正午にかけて開かれる地域密着型のマーケットです。2003年のスタートから20年以上にわたって親しまれてきたこの朝市は、塩山駅から徒歩約7分という好立地に約200台分の駐車場を備え、雪予報の日も雨の日も変わらず扉を開け続けることで知られています。一番近い駐車場が満車になることも珍しくないほどの人気ぶりです。
甲州の旬が集まる農産物コーナー
ぶどうの産地として知られる甲州市ならではの品揃えが、この朝市の大きな魅力です。春にはタケノコやワラビなどの山菜、初夏には大粒で甘みの凝縮された佐藤錦、秋にはシャインマスカットや、小粒ながら香り高いマスカットベーリーA、夏にはカリカリ食感の甲州梅で仕込んだ梅干し、10月前後には旬の落花生と、季節ごとに顔ぶれが変わります。飯島農園のミニトマトや、年に一度だけ明野村から届くという大ぶりの大根など、常連客が楽しみにしている「今月だけ」の品も少なくありません。
甲州らしい加工品・特産品
農産物にとどまらず、産地ならではの加工品も見逃せません。甲州市の名産品として知られる枯露柿を柚子で巻いた「ゆずまき」は、見た目も香りも特別な一品。珍しいところでは酢漬けのぶどうが登場したこともあり、食べてみると想像を超える美味しさと爽やかさで話題になりました。麹製品や手作りほうとうなど、山梨の食文化を体感できるラインナップも揃います。
キッチンカーと飲食出店
その場で食べる楽しさも朝市ならでは。静岡から出店するキッチンカーの甘辛いうなぎの焼きおにぎりは、香ばしい香りが漂う人気アイテムです。夏の暑い時期にはジェラートやスムージーが列をなし、焼き菓子や手作りおにぎりなど軽食の選択肢も充実しています。朝市の顔とも言える「元祖ほうとう娘」も毎回登場し、山梨のソウルフードをその場で味わうことができます。
手作り雑貨・花・体験コーナー
農産物や食べ物だけでなく、手作り雑貨や暮らしの道具を扱う出店者も多数参加します。二人のオーナーの名前から名付けられた「すずもり堂」のように、出店者がものづくりへの思いを語りながら販売するスタイルは、会話そのものが買い物の醍醐味です。ドライフラワー、ハーブ、苔盆栽、生花(ミモザなど)、自家栽培の綿花まで、個性豊かなラインナップが並びます。会場内に設置されたQRコードを読み込んでクイズを解く「ヒミツの宝さがし」、甲州市スポーツ推進委員会による輪投げブースなど、子どもから大人まで楽しめる企画も定期的に登場します。
地域コミュニティの集いの場として
出店者同士が誕生日を祝い合ったり、顔なじみの常連客と立ち話が弾んだりと、かつぬま朝市は単なる買い物の場を超えた地域のコミュニティ拠点として機能しています。どんな天候にも左右されず毎月第一日曜日に開かれるという揺るぎない継続性が、この温かいつながりを支えています。甲州の旬と人の温もりを一度に体感できる場として、ぜひ足を運んでみてください。
アクセス
塩山駅より徒歩約7分(約550m)
営業時間
毎月第一日曜日 9:00〜12:00
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