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金櫻神社

金櫻神社

※写真はイメージです。

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金峰山を御神体とし、日本三御嶽・三大霊場の一つに数えられる金櫻神社は、昇仙峡を登りつめた標高の高い地に鎮座する古社です。渓谷の入口から続く道のりは、かつて参拝者にとって精神的な修行の場でもあり、今も山岳信仰の面影をたっぷりと残しています。

御神体・三大霊場としての格式

金峰山そのものを御神体とする信仰形態は、山を聖域とみなす古来の日本の山岳宗教を今に伝えています。日本三御嶽・三大霊場のひとつとして名を連ねることが示すように、この社への信仰は甲府盆地にとどまらず、広く全国に及んできました。昇仙峡の渓谷美を抜けて辿り着く社殿の佇まいは、訪れた者に単なる観光以上の静謐な体験をもたらします。

御神木「金櫻」— 鬱金桜の輝き

社の最大の見どころが、御神木として祀られている鬱金桜(うこんざくら)、通称「金櫻」です。高標高の地に生育するため開花は一般的な桜より遅く、ソメイヨシノや枝垂桜が散った後の4月中旬から下旬にかけてようやく見頃を迎えます。境内には鬱金桜のほかに八重桜も植えられており、春の遅い山の気候の中で、境内全体が重なり合うように花で包まれます。

桜まつりと多彩な奉納行事

毎年4月19日から5月6日にかけて開催される「桜まつり」は、金櫻神社を代表する年中行事です。期間中は文化的な奉納行事が連日組まれており、春季例大祭に合わせて太々神楽の奉納舞が行われます。この太々神楽は山梨県の無形民俗文化財に指定されており、神事としての格式の高さを示しています。

また、富士山火焔太鼓保存会による奉納演奏、山梨県立韮崎高等学校吹奏楽部および甲府第一高等学校応援団吹奏楽部による奉納演奏も行われ、地域の芸能・文化が一堂に集まる場となります。さらに「下黒平三番叟」の奉納舞は山梨県無形民俗文化財に指定された演目であり、地域に根ざした伝統芸能の貴重な披露の機会ともなっています。

年間を通じた祭事

金櫻神社の祭事は春に限りません。1月の御嶽初祈願祭に始まり、2月3日の節分祭、6月30日の夏越大袚祭、7月15日の祇園祭、10月17日の秋例祭、そして12月には鎮火祭(古神道神事)・秋葉社祭・年越大袚祭と、ほぼ毎月何らかの神事が執り行われます。12月の鎮火祭は「古神道神事」と銘打たれており、一般の神社祭事とは異なる古式ゆかしい形式が守られている点も特筆されます。四季折々の祭事を軸に、この社が地域の暮らしと信仰の中心であり続けてきたことが伝わってきます。

アクセス

昇仙峡を登りつめた地に位置

営業時間

午前9時~午後5時

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