
紙谷和紙工房
GALLERY
修善寺温泉の賑わいから車を走らせること約5分。喧騒が遠のき、緑豊かな山あいの集落へと入ると、そこには「紙谷(かみや)」という地名が示すとおり、古くから和紙づくりが息づいてきた土地が広がっている。紙谷和紙工房は、この地に約千年続く修善寺紙の伝統を今に伝える、唯一の拠点だ。
「紙谷」という地名が証す、和紙の里の歴史
「紙谷」という集落名は、この地が長きにわたって紙の産地として栄えてきたことを示している。地名そのものが産業の記憶を刻んでいるほど、修善寺紙はこの土地の自然と人々の暮らしに深く根ざしてきた。その歴史はおよそ千年にわたり、工房はその物語を現代へつなぐ場として機能している。
間近で見る、伝統の技
工房では、修善寺紙の伝統的な製法を職人の手仕事を通じて間近に観察できる実演ショーが行われている。和紙を漉くという行為のなかに、道具の使い方から素材の扱いまで、長年かけて磨かれてきた技が凝縮されている。解説を聞きながら見学することで、和紙がどのように生まれるかを体感的に理解できる。
自分の手で漉く、和紙体験
実演を見るだけでなく、自らが和紙を漉く体験プログラムにも参加できる。体験の内容は季節によって異なり、訪れる時期に応じた選択肢が用意されている。体験・見学はいずれも予約制となっており、事前にウェブサイトから申し込む形式をとっている。
隣接する「SHUZENJI WASHI LABORATORY」
工房に隣接する「SHUZENJI WASHI LABORATORY」では、修善寺紙を使った製品の販売と資料展示が行われている。記念額やウェディングアイテムなど、紙の特性を活かしたプロダクトが並んでおり、体験の記念や贈り物としても手に取りやすい。和紙の質感や表情を製品を通じて確認できる場でもある。
温泉街とはまったく異なる静かな空気のなか、千年続く伝統工芸に直に触れられる紙谷和紙工房は、伊豆を訪れた際に立ち寄る価値のある場所だ。駐車場も10台程度備えており、車での訪問にも対応している。
アクセス
修善寺温泉から車で約5分
営業時間
9:00~17:00
料金目安
1,500円~3,000円
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