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葵タワー

葵タワー

Photo: Halowand / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
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JR静岡駅北口を出た瞬間、視界に飛び込んでくる巨大なガラスのタワー。それが葵タワーです。静岡市内で最も高いビルとして、訪れる人々を静岡の玄関口でダイナミックに出迎えるこのランドマークは、ショッピングから食事、ビジネス、そしてウェディングまで、暮らしと旅のあらゆるシーンに応える複合施設として、静岡市民と旅行者双方から愛されています。

静岡駅北口に誕生した新たな顔

葵タワーは、静岡市葵区紺屋町17-1に位置し、JR静岡駅・新幹線静岡駅の北口と直結する形で建っています。竣工は2012年で、それ以降、静岡市の中心市街地における象徴的な建物として定着しました。地上25階建て、高さ約100メートルを誇るその姿は、ガラスカーテンウォールを多用したモダンな外観で、晴れた日には富士山方面の空を背景にきらきらと輝きます。

「葵」という名称は、ビルが所在する行政区「葵区」に由来します。葵区は静岡市の中心部を形成する区であり、徳川家の家紋「三つ葉葵」との歴史的なつながりも感じさせます。静岡は徳川家康公ゆかりの地として知られており、その歴史的文脈の中に現代的なランドマークが根ざしているという点に、葵タワーの命名の深みがあります。駅に直結しているため、新幹線を利用する出張者や遠方からの観光客にとっても、静岡滞在の出発点として非常に便利な拠点です。

多彩なフロア構成と充実した施設

葵タワーの最大の特徴は、地下1階から上層階まで、用途ごとに整理された多様なフロア構成です。低層階はショッピングや飲食を楽しめる商業ゾーンとなっており、静岡の地元グルメや全国チェーンのレストランが並びます。ランチタイムには周辺のビジネスパーソンや観光客でにぎわい、ディナータイムには夜景を楽しみながら食事を楽しめる雰囲気のある店舗も揃っています。

中層階以上にはオフィスゾーンが広がり、静岡市内の企業や行政関連機関などが入居しています。さらに高層階にはブライダルの施設があり、静岡市内の結婚式場としても高い人気を誇ります。眼下に静岡市の街並みが広がる開放的な空間で執り行われる式は、非日常的な演出として多くのカップルに選ばれています。

また、ビル内にはシネコンや医療機関、金融機関なども入居しており、まさに"一棟で完結する街"とも呼べる機能性を備えています。日常的な用事から特別なお祝いごとまで、幅広いニーズに応えられるのが葵タワーの強みです。

眺望と街歩きの起点として

葵タワーは観光の起点としても優秀です。駅に直結しているため、静岡市内や近郊への移動がスムーズで、バスターミナルへのアクセスも容易です。徒歩圏内には、静岡市の歴史と文化を体感できるスポットが点在しています。

北へ少し歩けば、徳川家康公が晩年を過ごした駿府城の城跡公園「駿府城公園」があります。広大な堀に囲まれた緑豊かな公園は、散策やピクニックにも最適で、天守台跡や東御門などの歴史的遺構を見学することができます。また、静岡浅間神社も近く、荘厳な社殿群は国の重要文化財にも指定されており、静岡の歴史的な奥行きを感じるうえで欠かせない訪問地です。

葵タワー周辺には商店街や飲食店街も広がり、静岡おでんや桜えびを使った郷土料理など、静岡グルメを楽しめる店舗も多く点在しています。ビルを拠点に徒歩で市街を巡るという楽しみ方は、時間の限られた出張者にも観光客にも向いています。

季節ごとの表情と楽しみ方

葵タワーとその周辺エリアは、季節によって異なる表情を見せてくれます。春(3月下旬〜4月)には、駿府城公園の桜が見事に咲き誇り、城跡と桜のコントラストが美しい景色を演出します。葵タワーから歩いて向かえる距離なので、桜の季節に静岡を訪れる際はぜひセットで楽しみたいところです。

夏(7〜8月)は、静岡まつりなど地域のイベントが各所で開催され、街全体が活気づきます。葵タワー周辺の飲食店でも夏季限定メニューが登場し、静岡茶を使ったスイーツなど、季節ならではの味覚を楽しめます。

秋(10〜11月)は紅葉の季節。駿府城公園や市内各所の緑地がほんのりと色づき、散歩の気持ちよさが増します。葵タワー内のカフェでゆっくりと過ごしながら、秋の静岡の空気を満喫するのも一興です。

冬(12月〜2月)は、富士山の眺望が最も美しい季節のひとつです。空気が澄んだ晴天の日には、静岡市内から雄大な富士山の姿をはっきりと望むことができます。葵タワーの高層階から眺める富士山は、特別な感動を与えてくれるでしょう。

アクセスと周辺情報

アクセスは非常に便利で、JR東海道新幹線・東海道本線「静岡駅」北口から徒歩すぐ(直結)です。東京駅からは新幹線(こだま・ひかり)で約1時間、名古屋駅からはこだまで約1時間10分ほどと、東西からのアクセスにも優れています。

車でのアクセスの場合、新東名高速道路「新静岡IC」や東名高速道路「静岡IC」から市内中心部へ向かうルートが一般的です。葵タワー周辺には複数の有料駐車場があり、短時間の立ち寄りにも対応しています。

周辺にはホテルも豊富で、ビジネスホテルからシティホテルまで選択肢が広く、宿泊拠点としても利便性が高いエリアです。静岡市観光の際の宿として、駅前立地の利便性を重視する旅行者にとっても使いやすい環境が整っています。

葵タワーは単なる高層ビルではなく、静岡市の日常と観光をつなぐハブとして機能する場所です。新幹線の改札を出てすぐ、その存在感ある姿に出会ったなら、ぜひ立ち寄って静岡滞在のスタートを切ってみてください。

アクセス

JR静岡駅北口

営業時間

9:00~18:00

料金目安

500円~1,000円

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