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瓢亭
※写真はイメージです。

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南禅寺の総門外に庵を結んで400年余り。腰掛茶屋としての素朴な出発から、時代の淘汰を幾度も乗り越えながら、茶懐石の精神を軸に伝統と革新を繰り返してきた瓢亭は、京料理の到達点のひとつとして今も静かにそこにある。「和敬清寂」を心とし、「不易流行」——変わらぬものと変わり続けるものの両立——をコンセプトに据えた料理は、この店でしか完結しない。

本館の茶室:それぞれに宿る固有の趣

本館は一棟ずつ独立した茶室の集合体で、建物そのものが瓢亭の歴史の地層を成している。創業当時のまま残る茅葺屋根の「くずや」は、時間の止まったような静けさを持つ秘席。四畳半に凝縮された「探泉亭」、丸窓が空間に柔らかい光を落とす「新席」、足入れ席が特徴的な「広間」と、趣の異なる茶室がそれぞれの世界観で客を迎える。庭もまた料理の一部であり、四季を通じて植物や鳥の声が席に溶け込む。

名物料理——瓢亭玉子と季節のがゆ

瓢亭を語るうえで外せないのが「瓢亭玉子」だ。半熟の絶妙な火入れで知られるこの玉子は、長い年月をかけて研ぎ澄まされてきた店の象徴的一品。そして季節限定の「がゆ」が、この店の料理観を最もシンプルに体現している。夏(7月・8月)には「朝がゆ」が本館でも供され、厳しい暑さを乗り切る一助として位置づけられている。冬(12月1日〜3月15日)は「鶉がゆ」の季節。うずらを用いた冬の椀は、料亭ならではの丁寧な仕事が凝縮されている。

本館の懐石料理は昼食31,625円〜、夕食37,950円〜(いずれも税サ込、2名〜)。本館の朝がゆは7,590円(税サ込)、鶉がゆは18,975円(税サ込)。

別館でのアクセスしやすい京料理体験

別館は椅子テーブル席のゆったりとした空間で、庭を囲むように建てられている。こちらでは年間を通じて朝がゆ(3月16日〜11月30日、5,445円)または鶉がゆ(12月1日〜3月15日、5,445円)、昼食では松花堂弁当(7,260円)が楽しめる。本館の懐石とは異なるアプローチで、瓢亭の味に触れる入口として機能している。夏には別館でも昼がゆを提供するなど、利用者の声に応えながら柔軟に対応している。

仕出しとおみやげ

茶会の点心・茶懐石をはじめ、懐石料理・半月弁当・三段弁当・松花堂弁当の仕出しにも対応する。持ち帰りや贈答品として、うずらせんべい(大箱3,300円・小筒1,500円)、笹巻鮨、穴子山椒煮(3,500円)、ぶどう豆(2,800円)、べっ甲生姜(2,200円)、鯛でんぶ(1,300円)など、瓢亭の仕事の断片を手に取れるおみやげが揃う。オンラインショップでも一部取り扱いがあり、京都を離れた後も味を手元に置くことができる。

アクセスと予約

京都市営地下鉄東西線・蹴上駅から徒歩6分。駐車場も備える。電話予約(075-771-4116)またはオンライン予約に対応しており、本館・別館とも同じ番号で受け付ける。本館の食事は2名〜の予約制。営業時間や定休日は時期によって変動するため、予約時に確認するのが確実だ。東京では東京ミッドタウン日比谷に日比谷店もある。

アクセス

京都市営地下鉄東西線蹴上駅より徒歩6分。駐車場有り

営業時間

【本店】12:00~21:30(定休日:水曜日)| 【別館】8:00~11:00、12:00~14:00(定休日:木曜日)

料金目安

懐石料理:昼食31,625円~、夕食37,950円~ | 朝がゆ:7,590円(本店)、5,445円(別館) | 松花堂弁当:7,260円

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店舗詳細

価格帯
$$$$$
個室
あり
決済方法
現金 / クレジット
対応言語
日本語 / 英語

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