
兵庫県立図書館
GALLERY
兵庫県明石市に位置する兵庫県立図書館は、蔵書の貸出にとどまらず、講座・展示・上映会・祭りと多彩なプログラムを通じて、幅広い年代の知的好奇心に応える県域の学習拠点です。
連続地域史講座「ひょうご歴史セミナー」
県独自の学習プログラムとして際立つのが、兵庫県を構成する歴史的地域「五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)」の歴史を丁寧に掘り下げる連続講座「ひょうご歴史セミナー」です。令和8年度は第1回に「播磨国」、第2回に「摂津国」をテーマに設定し、各回13時30分から90分間開催。YouTube配信も予定されており、来館が難しい方もオンラインで受講できます。このほか気象庁と連携した気象講座や、子ども向けの科学実験教室・植物探検講座なども実施されており、小学生から大人まで参加できるプログラムが年間を通じて充実しています。
個性豊かな企画展示とミニシアター
館内では常時複数の企画展示が並行して開催されています。令和8年度の例では「銀の馬車道完成から150年」「昭和100年展」「歌舞伎に学ぶ」「時代を彩った乗り物たち〜本で見る いま・むかし〜」など、歴史・文化・産業にまたがる多彩なテーマの展示が同時進行。地元中学生がトライやるウィークで制作した「ファッションコレクション」展のように、地域の学校と連携した企画も特徴的です。
1階の試写室では「ミニシアター」として過去の名作映画を定期上映。座席数は30席と小ぢんまりした空間で、当日13時30分に整理券を配布する先着順制です。映像文化にふれる機会として、図書館ならではの落ち着いた鑑賞体験が得られます。
夏祭りで地域とつながる
毎年7月に開催される「図書館夏祭り」は、学習施設の枠を超えた地域イベントとして定着しています。メダカのコタロー劇団による要予約のイベントステージ、人と自然の博物館から移動博物館車「ゆめはく」が来場して昆虫に触れたり標本を観察したりできるコーナー、JICA関西による「世界のみんなにこんにちは!」スタンプラリー、県立高等学校2校の生徒が制作した「かがく絵本」「手づくり絵本」の読み聞かせなど、科学・国際・文芸の要素が凝縮された一日となっています。
阪神・淡路大震災アーカイブの蓄積
兵庫ならではの特色として、阪神・淡路大震災に関連する資料を長年にわたって収集・保存してきた実績があります。館が保存・公開する関連図書の情報は約2,500件にのぼり、令和7年3月からは国立国会図書館の東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」との連携を開始。同一プラットフォームで全国の震災関連資料と横断的に検索できるようになっています。震災体験の伝承を目的に寄贈資料の受付も継続しており、記録を未来へつなぐ役割を担っています。NHK「ファミリーヒストリー」では俳優・生瀬勝久さんの祖父が残した47冊の日記に関する取材で館が紹介されるなど、地域の歴史資料館としての存在感も高まっています。
電子書籍・オンラインサービスと施設環境
「ひょうご電子書籍」サービスにより、インターネット環境があれば自宅や外出先からでも電子書籍の閲覧が可能です。蔵書検索とインターネット予約貸出にも対応しており、来館前に目当ての本を確保しておくこともできます。学校向けの「学校サポートプロジェクト」では電子書籍利用登録も受け付け、教育現場との連携にも力を入れています。館内には研修室・自習室も備えており、試験勉強や調査研究の場としても活用されています。
アクセス
JR明石駅から徒歩約5分
営業時間
9:30~18:00、定休日: 毎週月曜日・毎月第3木曜日・年末年始(12/29~1/3)・特別整理期間
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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