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寶当神社

寶当神社

※写真はイメージです。

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唐津市の沖合に浮かぶ小さな離島・高島に鎮座する寶当神社は、宝くじ当選祈願で全国に名を知られる開運の聖地です。島へは船で渡るというアクセスそのものが、日常から切り離された非日常の参拝体験を生み出しています。

御祭神が刻む、塩と武勇の歴史

寶当神社の御祭神は野﨑隠岐守綱吉様です。かつて高島では製塩業が盛んに営まれており、綱吉様はその塩を狙って襲来する海賊から島と塩を守り抜きました。その功績に感謝した島民たちが「島の宝」として綱吉様を称え、お礼として建てたのがこの神社の鳥居であり、「寶當(ほうとう)」という社名の由来です。石鳥居の額には旧字体で「寶當神社」と刻まれています。

さらに綱吉様は、自身のご先祖様・産業の神様(産土神)を、島で盛んだった塩にちなんで島の氏神として祀りました。それが塩屋神社です。寶当神社と塩屋神社はこうした縁で結ばれており、高島における信仰は両社が一体となった形で今も続いています。毎年7月には塩屋神社において「夏越祭(なごしさい)」が執り行われ、上半期の罪・穢れを祓い残り半年の無病息災を祈る神事が行われます。

塩の歴史から生まれた授与品

この島の製塩の歴史と御祭神の逸話から生まれたのが「禊(みそぎ)塩」と「かなう塩」(各700円)です。綱吉様が守り抜いた塩を宝として大切に作り続けた高島の記憶を今に伝えるもので、多くの参拝者に好評を得ています。塩を手にすることで、御祭神の物語を体感できる品といえます。

多彩な御朱印と授与品

寶当神社では御朱印の種類が充実しており、参拝の目的や好みに応じて選ぶ楽しさがあります。

切り絵御朱印(各1,000円)は、唐津市在住の女性切絵師・谷上ひかる氏が御祭神の武勇伝にちなんでデザインした2色展開の作品です。この御朱印には切り絵の解説付き特製クリアファイルが同封されます。貼付用御朱印(500円)は宮司不在時にも対応しており、宝当神社の「月夜の白虎金を生ずの柄」と塩屋神社の「鯛と波」というそれぞれ異なるデザインが頒布されています。宮司が在社の際には御朱印帳への直書き記帳(500円)も受けられますが、急な不在もあるため事前に電話で確認することが望まれます。

新たに登場した見開き御朱印帳(4,000円)は通常の御朱印帳2冊分の大きさで、御朱印を折り曲げずに貼れる設計です。和紙を用いているため直書きにも対応し、当神社オリジナルの宝づくし柄の織の表紙が特徴です。購入時には切り絵御朱印(黄色)が付いてきます。

その他の授与品として金運隆昌タペストリー(1,000円)や水引バンド5色(600円)なども用意されています。遠方の方には郵送での対応も行っているため、来島が難しい場合も参拝・祈願の機会が得られます。

開運日を意識した参拝タイミング

寶当神社では公式サイトで月ごとの「開運日」を公開しています。大安・一粒万倍日・天赦日・寅の日・己巳の日など、それぞれの意味と該当日が案内されており、参拝のタイミングを選ぶ参考になります。特に60日に1度しか訪れない己巳の日は最高の金運日とされ、年に数日しかない天赦日と合わせてこれらの吉日をねらって訪れる参拝者も少なくありません。サマージャンボをはじめとした宝くじ発売時期には、当選祈願を目的とした参拝者でひときわ賑わいます。

離島参拝の心得

高島は離島であるため、島内の医療体制は十分ではありません。感染症対策など個人での予防対策が引き続き求められます。また、島の裏側の道は落石等の危険があるため通行止めとなっており、散策の際には高島マップを確認することが必要です。非日常の立地だからこそ生まれる静けさと、歴史ある御祭神の物語を胸に、船に乗って足を運ぶだけの価値がある神社です。

アクセス

佐賀県唐津市高島の離島にあり、船でのアクセスが必要

料金目安

御朱印: 500〜1,000円、見開き御朱印帳: 4,000円、金運隆昌タぺストリー: 1,000円、塩: 700円

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