
ほっとえあ(Hot air)
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北海道十勝平野の上空を、風のまま自由に流れていく。そんな体験を提供するのが、鹿追町を拠点とする熱気球専門会社「ほっとえあ(Hot air)」です。夏も冬も通年で一般フライトを受け付けており、十勝の大地を空から体感できる数少ない窓口として、国内外から訪れるゲストに支持されています。
代表パイロット・小田切光氏の哲学と安全実績
代表を務める小田切光氏が熱気球と出会ったのは大学時代、サークルの看板を見たときの「何それ?気球って乗れるもんなん?」という一言がすべての始まりでした。以来30年以上、飛行回数は3,000回を超え、乗せたゲストは数千人に上りますが、怪我や保険適用例は一度もないという実績を積み上げてきました。
印象的なのはその言葉です。「資格を持ってます、保険に入ってます……なんて気休めは一切言うつもりありません」「それでもやっぱり今だに怖い。だからこその仕事なのだろうとは思っています」。飛行への敬意と緊張感を30年間保ち続けるパイロットが操縦するというのは、ゲストにとって何より心強い事実でしょう。
フリーフライト当日の流れ
一般フリーフライト(大人¥28,000・小学生¥14,000)は所要約3時間で、飛行時間は30分前後。集合は鹿追町の道の駅「うりまく」で、気球機材を積んだトレーラーが目印です。そこからスタッフの車両に乗り換え、気象条件に合わせた離陸地へ5〜30分移動します。
着いたら気球を膨らませる作業に参加するのも体験のうち。約20分かけてじわじわと巨大な球体が空へ向かって広がっていく様子は、乗る前から気分を高めてくれます。バスケット部への搭乗時、椅子はなく荷物は車で預かり(カメラ程度は持込可能)。地面を離れた瞬間から気球は風と一体化し、強風が直接あたることはなく、上空の気温差も2〜3℃程度、断続的なバーナーの燃焼もあって思ったより寒さは感じないといいます。
飛行コースは毎回変わり、移動距離は2〜10km、最高高度は300m前後。着陸後も参加者全員で気球の空気を抜く回収作業を手伝うことで、あの巨大な球体の本当のサイズを肌で感じられます。
4つのメニューで広がる気球体験
一般フリーフライトのほか、3つのメニューが用意されています。貸切フライトは個人・団体旅行や企業研修、テレビ・雑誌・SNSなど告知媒体への活用にも対応(費用は別途見積もり)。係留フライトは高度30mで1回5分程度、1時間あたり60人前後が体験でき、十勝以外の希望の場所への出張も受け付けています(学校のグラウンド程度のスペースが必要)。教習フライトは航空機操縦士資格の習得を目指す本格的なスクールで、座学講習とフリーフライトを組み合わせており、お試し体験からも始められます。
飛行のベストシーズンと天候について
熱気球は大気が安定している朝、日出から3時間以内にしか飛行できません。年間を通じた飛行確率は約6割で、前日の夕方までに催行可否が連絡されます(中止の場合は料金発生なし)。四季それぞれに見どころがありますが、特に9月・10月・11月がおすすめ。視界がよく、収穫期を終えた十勝の畑がパッチワークのように多彩な色で広がる光景は、この時期ならではのものです。なお7月と12月は悪天候による中止確率がやや高くなる傾向があります。
アクセス
集合場所:道の駅 うりまく(公式サイトに最寄り駅からのアクセス記載なし)
営業時間
朝のみ(日出から3時間以内、時期により集合時間変更)、通年開催。年間約6割の確率で運行。
料金目安
一般フライト:大人 ¥28,000、小学生 ¥14,000(所要3時間、飛行約30分)。貸切・係留・教習フライトは別途見積もり
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