
虎の門病院
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東京都港区虎ノ門に位置する虎の門病院は、国家公務員共済組合連合会が運営する総合病院として、長年にわたり首都圏の医療を支えてきた基幹病院です。新橋駅や虎ノ門駅からのアクセスに優れ、地域の患者から全国の難症例まで幅広く対応しています。
病院の概要と設立背景
虎の門病院は、国家公務員共済組合連合会(KKR)が設置・運営する病院として、公的医療機関の役割を担いながら、幅広い患者層に質の高い医療を提供しています。「患者さんに心から満足いただける良質で温かい医療」を理念に掲げ、高度急性期病院としての機能と、地域に根差した総合診療の両立を目指しています。
所在地は東京都港区虎ノ門2丁目2−2。都心のビジネス街に立地しながらも、外来・入院ともに多くの患者が全国各地から訪れる存在として知られています。電話番号は03-3588-1111、公式ウェブサイト(https://toranomon.kkr.or.jp/)では診療科の案内や予約手続き、最新のお知らせを確認できます。
得意とする診療領域と専門センター
虎の門病院が特に力を入れている診療領域として、がん診療・肝疾患・救命救急・高齢者医療の4つが挙げられます。
がん診療では、各診療科が連携するチーム医療体制を構築し、化学療法・放射線療法・外科的治療など多角的なアプローチを採用しています。院内には「がんサロン・ハーモニー」と呼ばれるがん患者向けのサロンが定期的に開催されており、患者同士の交流や情報共有の場として活用されています。また、乳がん患者会「アルメリア」のおしゃべり会や、ハローワーク飯田橋と連携したがん患者の就職相談など、治療の枠を超えた生活支援の取り組みも充実しています。
肝疾患については、東京都肝疾患診療連携拠点病院にも指定されており、肝疾患相談センターが設置されています。肝臓専門医を中心としたチームが、肝炎・肝硬変・肝がんなど幅広い肝疾患に対応しています。
救命救急においては、集中治療科が中心となり、重篤な患者への迅速な対応が評価されています。2025年には集中治療科の医師が東京消防庁より感謝状を授与されたことも公式に発表されており、救急医療への貢献が外部からも認められています。
先進的な取り組みと医療技術
虎の門病院では、新しい医療技術の導入にも積極的です。近年注目されているのが、低侵襲脊椎手術「FESS(Full-Endoscopic Spine Surgery)」です。これは完全内視鏡下で行う脊椎手術であり、従来の手術と比較して身体への負担を軽減しながら脊椎疾患に対応できる手術法として紹介されています。
また、研究・教育面でも先進的な姿勢を示しており、Y染色体に関する男性特異的な疾患リスク形成機構の解明に関するプレスリリースを発表するなど、臨床研究にも精力的に取り組んでいます。院内には認定臨床研究審査委員会が設置され、治験・臨床研究部も整備されています。
医療シミュレーション教育の環境も充実しており、国家公務員共済組合連合会シミュレーション・ラボセンターを通じて次世代を担う医療人材の育成にも貢献しています。
受診の流れと患者サポート
虎の門病院では、初めて受診される方(初診)・再診の方・入院される方それぞれに向けた案内が整備されています。2024年5月からは初診のルールが一部変更されており、受診前に公式サイトや電話での確認を推奨しています。
初診の方は、事前に公式サイトで診療科を確認したうえで受付を行う流れが基本です。外来医師診療表も公開されており、担当医師のスケジュールを確認した上で来院することができます。
患者サポートセンターも設置されており、医療・生活・福祉に関する相談をソーシャルワーカー(MSW)・看護師・事務職員が協力して対応する体制が整っています。がん患者向けには「仕事とお金のお悩み個別相談会」も定期的に開催されており、治療中の生活不安を抱える患者が専門家に相談できる機会が提供されています。
人間ドックも実施しており、付属健康管理センター・画像診断センターにおける健診サービスを通じて予防医療にも力を入れています。
アクセスと周辺環境
虎の門病院は、東京都港区虎ノ門2丁目に立地しており、複数の交通機関からアクセスできます。東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」からは徒歩約5分、JR「新橋駅」からも徒歩圏内と、都心の主要ターミナルから比較的容易に来院できます。また、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」や南北線「六本木一丁目駅」からも徒歩でのアクセスが可能です。
周囲はオフィスビルや官公庁が集まるビジネスエリアであり、平日を中心に周辺で働く会社員や公務員の利用も多い立地です。近年は虎ノ門ヒルズ周辺の再開発が進み、国際色豊かな街並みに変化しつつある中で、病院としての存在感は変わらず地域に根付いています。
地域医療における役割と連携
虎の門病院は、地域がん診療連携拠点病院としての指定を受けているほか、造血幹細胞移植推進拠点病院地域連携支援センターとしての機能も担っています。こうした指定を通じて、他の医療機関との連携体制を積極的に整備しており、近隣の診療所や中小病院からの紹介患者の受け入れにも対応しています。
「虎の門病院ネットワーク」を通じて、連携する「かかりつけ医」を患者が探せる仕組みも提供しています。大病院での治療後に地域のかかりつけ医へとスムーズに引き継ぐ「病診連携」の実践は、患者にとっても継続的なケアを受けやすい環境づくりに貢献しています。
医療連携セミナーも定期的に開催されており(例:第28回虎の門病院医療連携セミナー)、地域の医療従事者との知識共有や連携強化も継続的に行われています。また、海外の医療研修生を受け入れるJCMT事業など、国際的な視野を持った医療機関としての取り組みも評価されています。
アクセス
新橋駅から徒歩圏内
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