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長岡小嶋屋 殿町本店

長岡小嶋屋 殿町本店

※写真はイメージです。

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新潟県長岡市の中心部、殿町に店を構える「長岡小嶋屋 殿町本店」は、海藻(布海苔)をつなぎに使った越後伝統の「へぎそば」を提供する老舗そば処です。令和7年(2025年)4月に創業60周年を迎えた地元の名店として、長岡市民はもちろん、県外からも多くの食通が足を運びます。

へぎそばとは?長岡小嶋屋が誇る越後の伝統麺

「へぎそば」は新潟県魚沼地方を発祥とする郷土料理で、一般的なそばと大きく異なる点がそのつなぎにあります。長岡小嶋屋では、布海苔(ふのり)と呼ばれる海藻を小麦粉の代わりにつなぎとして使用しており、これがへぎそば独自のなめらかさとコシの強さを生み出しています。

「へぎ」とは、剥ぎ板(はぎいた)を組んだ木製の器のことを指し、そばをひと口大に丸めて"手ぐり"と呼ばれる独特のひれ形に盛り付けるのがへぎそばの特徴です。見た目にも美しいその盛り付けは、テーブルに運ばれてきた瞬間から食欲をそそります。布海苔のつなぎによって生まれる淡い緑がかった麺の色と、艶やかな光沢は、一般的なそばとは一線を画した存在感があります。

そばと合わせるつゆにも長岡小嶋屋ならではのこだわりがあります。店で使用する醤油は、長岡市内で醸造される「越のむらさき」のものを使用しており、地元の素材と素材が組み合わさって生まれる深みのある一杯が完成します。長岡市公式サイト「発酵・醸造のまち、長岡。」でも同醸造元とともに紹介されるほど、その関係性は地域の食文化そのものを体現しています。

創業60年の歴史と職人のこだわり

長岡小嶋屋が開業したのは昭和40年(1965年)頃のこと。以来、「そば一本・つゆ一滴の美味しさ」を磨き続けてきた姿勢が、60年の歴史を支えてきた原動力です。先代から受け継がれた技術と精神は現在の店主・藤澤氏にも脈々と受け継がれており、地域情報メディア「GataChira」のインタビュー記事でもそのものづくりへの哲学が語られています。

「たかがそば屋…ではありますが、されどそば屋」という言葉が示すとおり、素材選びから製麺、だしの引き方に至るまで一切の妥協を排した職人気質のスタンスは、Googleマップで1,000件を超えるレビューを集め平均評価4.1という高い評価からも見て取れます。朝日新聞夕刊のコラム「女のイケ麺」でも取り上げられるなど、メディアへの露出も多く、全国的な知名度を持つ実力店です。

店内の雰囲気と多彩なそば膳

殿町本店は「そば膳処」としての性格が強く、落ち着いた和の空間でゆったりとそばを味わえる設えになっています。家族連れからビジネス利用、観光客まで幅広いシーンで利用されており、長岡の食文化を代表する食事処として地元に根付いています。

メニューはへぎそばを中心に、天ぷら・鴨汁・とろろなど各種そば膳が揃います。へぎそばはひとり前から注文できますが、数人で囲んでシェアする大きなへぎで楽しむのがこの料理の醍醐味。大勢での宴会や会食にも対応しており、個室・座敷も備えているため、接待や記念日の利用にも適しています。

新潟のソウルフード・タレかつ丼も見逃せない

長岡小嶋屋を語るうえで外せないのが、そば以外のメニューとして提供される「タレかつ丼」です。新潟市発祥のソウルフードであるタレかつ丼は、甘辛いタレをくぐらせた薄めの揚げたてカツを、ご飯の上にたっぷりと乗せた一品。洋食のカツ丼とは異なり、卵でとじず、タレのみで仕上げるシンプルさが最大の特徴です。

長岡小嶋屋のタレかつ丼は同店ならではの配合で作られており、へぎそばとのセット注文も人気です。そばだけでなく、こうした新潟の食文化を象徴するメニューが揃っている点も、この店が長期にわたって愛され続ける理由のひとつといえるでしょう。はじめて訪れる方には、へぎそばとタレかつ丼のセットが両方の魅力を一度に楽しめるおすすめの注文スタイルです。

価格帯と利用シーン

へぎそば単品は一人前からオーダー可能で、ランチ利用であれば1,000〜2,000円前後の予算で楽しめます。天ぷらや鴨肉などをセットにしたそば膳になると2,000〜3,500円程度が目安となり、コストパフォーマンスの高さも評価されています。宴会コースでは複数名でシェアするへぎそばが映えるスタイルになるため、職場の懇親会や家族のお祝いの席にも活用されています。

また、県外のファンや遠方からのギフト需要に応える全国通信販売も展開しており、自宅でへぎそばの味を楽しみたい方や、新潟土産としてお取り寄せしたい方にも対応しています。

アクセス・予約情報と周辺観光

殿町本店は長岡駅から徒歩圏内に位置しており、JR長岡駅の東口から15分ほど歩くか、タクシーや路線バスを利用するとスムーズにアクセスできます。長岡市の中心市街地にあるため、周辺には長岡市役所や商業施設が揃い、観光の合間にも立ち寄りやすいロケーションです。

近くには「河井継之助記念館」や「山本五十六記念館」など、長岡の歴史を伝える文化施設も点在しており、観光の締めくくりや合間の昼食・夕食としても最適な立地といえます。また、毎年8月に開催される「長岡まつり大花火大会」の時期には周辺が大変混雑するため、観光シーズンに訪れる場合は早めの予約が賢明です。

予約・問い合わせは電話(0120-005-548、または0258-39-0543)のほか、公式ウェブサイトからも可能です。定休日は月によって異なるため、訪問前に公式サイトの「定休日のお知らせ」ページで最新情報を確認しておくと安心です。創業60年の味をぜひ現地で体験してみてください。

アクセス

長岡駅から徒歩圏内

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