
一蘭 池袋店
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池袋の喧騒を抜けたサニーサイドビルの一角に、行列が絶えないラーメン専門店がある。天然とんこつラーメン専門店「一蘭」の池袋店だ。福岡発の老舗チェーンでありながら、その徹底したこだわりと唯一無二の食体験は、地元客から旅行者まで幅広いファンを惹きつけ、Googleマップでも3,800件超の口コミで平均4.1という高評価を維持し続けている。
一蘭が守り続ける「五つの元祖」
一蘭の哲学の核心は、創業以来変わらない五つの要素に集約される。第一に「赤い秘伝のたれ」。門外不出の配合で作られるこの特製タレが、スープ全体の味の輪郭を決定づける。第二に「臭みのないとんこつスープ」。骨の持つ本来の旨みだけを引き出しながら、独自の処理工程によって臭みを排除したクリアな白濁スープは、とんこつが苦手だった人をも虜にしてきた。第三の「味集中カウンター」、第四の「オーダー用紙」、第五の「替玉注文システム」については後述するが、これらはすべて「一杯に向き合う」という一蘭の姿勢を体現したものだ。会社として掲げる「とんこつラーメンを世界一研究する会社」という宣言は単なるキャッチコピーではなく、一杯のラーメンに40人以上の専属職人が携わるという事実に裏打ちされている。
看板メニューと充実のカスタマイズ
池袋店で提供される看板メニューは「天然とんこつラーメン(創業以来)」の1,080円一択。これが一蘭の揺るぎないスタンスである。メニューを絞り込み、とんこつラーメン一本に全エネルギーを注ぐことで、均一かつ最高品質の一杯を提供し続けている。しかし「一種類しかない」と侮るなかれ。一蘭最大の魅力の一つが、緻密なカスタマイズシステムだ。麺の硬さ、スープの濃さ、脂の量、ねぎの有無、チャーシューの有無、秘伝のたれの量、にんにく、替玉の硬さにいたるまで、専用のオーダー用紙に記入して自分だけの一杯を組み立てることができる。辛さは「秘伝の辛味(11~20倍)」140円を追加することで刺激を加えることも可能だ。トッピングも充実しており、追加チャーシュー(4枚)290円、追加ねぎ160円、きくらげ160円、半熟塩ゆでたまご160円など、好みに応じて丼を育てていける。食後は替玉210円(または半替玉150円)で締めくくるのが一蘭流。珍しいサイドメニューとして「オスカランの酸味」(130円・160円)も提供されており、ほんのり酸味を加えることでラーメンの表情がガラリと変わる一品として注目されている。
「味集中カウンター」という非日常体験
池袋店の座席は22席すべてが「味集中カウンター」と呼ばれる一人用の個別ブース。テーブル席も個室もない。各席は仕切り板で左右を区切られており、正面には竹すだれが下がっている。注文はオーダー用紙に記入してカウンターへ差し込むだけ。スタッフと顔を合わせることなく注文が完結し、出来上がったラーメンはすだれ越しに静かに提供される。この設計は「ラーメンだけに集中してほしい」という一蘭の思想から生まれたもので、孤独のグルメ的な没入感を生み出す。一人で訪れた際にも全く気後れしない構造が、女性ソロ客や旅行者にも支持される理由のひとつだろう。なお、お子様用の食器も用意されており、ファミリーでの利用にも対応している。深夜22時以降は深夜料金が加算される点は事前に把握しておきたい。
店舗情報・アクセスと実用メモ
池袋店の所在地は東京都豊島区東池袋1-39-11 サニーサイドビル。JR各線「池袋駅(東口)」から徒歩5分の好立地で、東口を出て明治通り方面へ向かえばアクセスしやすい。営業時間は10:00〜22:30(ラストオーダー22:15)、2026年4月16日以降は9:30からの営業開始に拡大される予定だ。駐車場は完備されていないため、電車・徒歩での来店を推奨する。混雑時には着席前に待機が発生することがあり、混雑状況によってはラストオーダー前に入店制限が設けられる場合もある。電話番号は050-1808-9215だが、混雑中は繋がりにくいケースもある。支払い方法は現金のほか、PayPay・楽天Pay・d払いなど主要なモバイル決済、Visa・Mastercard・JCBなどのクレジットカード、交通系ICカード・iD・QUICPayと非常に幅広く対応している。訪日外国人向けのAlipay・WeChat Payも使えるため、インバウンド客にも配慮が行き届いている。
池袋を起点に広がる東京東側の観光
池袋は東京屈指の繁華街であり、一蘭を訪れるついでに周辺観光を組み合わせるのも楽しい。徒歩圏内には池袋西口公園や東池袋中央公園があり、ショッピングではサンシャインシティやパルコ、東武百貨店など大型商業施設が充実している。一蘭から徒歩10分ほどの場所にはサンシャイン水族館や展望台もあり、ランチや夕食に一蘭を組み込むモデルコースが描きやすい。また、池袋は山手線のターミナルとして新宿・渋谷・上野方面へのアクセスも抜群で、東京観光の中継地として非常に便利な拠点だ。旅のどこかで「本物のとんこつラーメン」を体験したいなら、池袋に立ち寄った際の一蘭は外せない選択肢のひとつである。
アクセス
JR各線「池袋駅(東口)」より徒歩5分
営業時間
10:00~22:30(ラストオーダー22:15)、4/16~9:30~22:30(ラストオーダー22:15)
料金目安
¥210 〜 ¥1,080
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