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岐阜県博物館

岐阜県博物館

※写真はイメージです。

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観光・体験博物館・科学館岐阜県関市

岐阜県関市の岐阜県百年公園に隣接する岐阜県博物館は、県の自然・歴史・文化を横断的に探求できる総合博物館だ。広大な緑に囲まれた環境の中で、子どもから研究者まで幅広い層が一日かけて楽しめる学びの拠点として、地域に深く根ざしている。2026年には開館50周年の節目を迎え、記念展や企画展が相次いで開催されている。

開館50周年を彩る「Minerals―永遠の美―」

2026年の目玉は、開館50周年記念特別展「Minerals―永遠の美―」。岐阜県が誇るペグマタイト鉱物や世界水準の鉱石鉱物を中心に、鉱物の造形美と地球の歴史を重ねて見せる展覧会だ。関連講演会では国立科学博物館の門馬綱一主幹が「岐阜県の鉱物―美しきペグマタイト鉱物と世界に誇る鉱石鉱物―」をテーマに登壇するなど、専門家の知見を直接聞ける機会も設けられている。会期中は「蛍石ハンティング」の不定期開催もあり、実際に鉱物を探す体験が特別展の学びを立体化する。

けんぱく教室:手を動かして学ぶプログラムの充実

博物館の大きな特色が「けんぱく教室」と呼ばれる体験型学習プログラムの豊富さだ。化石レプリカづくり・三葉虫の取り出し・ミネラルハンティングといった古生物・地学系から、百年公園を舞台にした秋のきのこ観察、岩絵の具を用いた日本画体験まで、分野の幅が広い。さらに恐竜・古生物復元模型作家のパレオアーティスト・徳川広和氏を講師に迎えた「恐竜を造ろう」「アロサウルスを描こう」は、復元作品の制作プロセスを直接学べる希少な機会として人気を集めている。12月には夜の博物館を舞台にした「クリスマスナイトミュージアム」も開かれ、昼間とは異なる館内の雰囲気を体験できる。

人文展示室と刀剣・ジンベイザメなど常設の見どころ

常設展示では、人文展示室の「出土した岐阜の逸品」コーナーが県内各地の発掘品を通じて地域史を伝える。刀剣コーナーは定期的に展示替えが行われており、繰り返し訪れるたびに異なる作品と出合える構成だ。自然史エリアにはジンベイザメ模型が展示され、スケール感のある海洋生物の姿を間近に感じられる。

地域・大学との連携が生む独自テーマ展

マイミュージアムギャラリーでは地域の創作者や研究グループが企画した展示が年間を通じて入れ替わる。2026年度に取り上げられた「JIKABUKI(地歌舞伎)―ハワイと県内衣装―」は、岐阜の伝統芸能がハワイに渡った歴史を衣装資料から読み解くユニークなテーマで、州立ハワイ大学の教授が関連講演を担当した。岐阜大学との連携サテライト展示「ロードキル問題を考える」など、大学や他館との共同企画も積極的に展開しており、博物館単独では生まれにくい視点の展示が定期的に加わる。

百年公園と一体の自然体験

博物館の敷地は岐阜県百年公園と一体となっており、きのこ観察や日本画の野外写生など屋外フィールドを活用したプログラムが組まれている。百年公園内には旧徳山村民家も移築保存されており、ダム建設によって水没した村の記憶を伝える歴史的資産として見学できる。園内を走るスロープカー「らくらく号」は集合場所としても使われ、公園散策と博物館見学を組み合わせた一日コースを自然に組み立てられる。

アクセス

岐阜県関市小屋名1989(岐阜県百年公園内)。最寄駅の情報は不明

営業時間

9:00〜16:30

料金目安

600円~1,000円

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