
光浦醸造ベーカリー ebb&flow
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慶応元年(1865年)創業の老舗醸造会社・光浦醸造が、160年以上に渡る発酵の技術を活かして2022年8月5日に立ち上げたベーカリーが「ebb&flow」です。味噌・醤油・調味料づくりで培った微生物との対話を、パン作りという新たな領域で体現した、防府の食文化における注目の取り組みでした。
1865年の発酵技術がパンになるまで
光浦醸造は長年にわたり、味噌・醤油・調味料などの発酵食品を手がけてきた蔵元です。ebb&flowはその延長線上にある試みで、醸造所で蓄積してきた麹菌・乳酸菌・酵母菌への深い理解をパン作りに応用しています。米麹・麦麹・ドライレモンといった素材から自社で酵母を起こし、できるだけシンプルな食材で焼き上げることを一貫したスタイルとしていました。工業的なイーストに頼らず、自然な発酵過程を経て焼き上げられるパンは、焼きたてのおいしさが何より伝わる一品です。
「潮の満ち引き」という店名の哲学
「ebb&flow」は「潮の満ち引き」を意味する英語表現です。光浦醸造はかつて「旭波」という屋号を持ち、かつての住所も「海岸通り」という場所にありました。波や海と共にあってきたこの醸造所にとって、この店名は単なる言葉遊びではなく、事業への姿勢そのものを表しています。引き潮(うまくいかない時)も満ち潮(良い時)も、目先の需要や市場の流行に迎合せず、自分たちのスタイルを貫いていく——その覚悟がebb&flowという名前に込められています。
醸造ショップとの一体型空間
ベーカリーは光浦醸造ショップと併設されており、パンだけでなく、同社が手がける麹・調味料・甘酒・ハーブティーなどの発酵食品や、暮らしの道具・雑貨もあわせて手に取ることができます。フロートレモンティーやシート製ストロー「STROLL」など、「暮らしを豊かにする保存食づくり」を掲げる光浦醸造の世界観が、店内全体で体験できる場となっています。イートインスペースは店内4席とテラスのベンチ3台で、焼きたてをその場でゆっくり味わうこともできました。
現在の営業状況について
2025年12月をもってベーカリーとしての定期営業は終了しています。現在は臨時営業中で、ebb&flowの季節商品(不定期)や光浦醸造の各種商品を扱っています。来店前には必ず光浦醸造本社(0835-32-0020、定休日:土日祝)へ電話で確認することが案内されています。駐車場は光浦醸造本店と兼用で16台分用意されています。
アクセス
防府市台道3531-4
営業時間
営業終了(2025年12月)。現在は臨時営業中。従前営業時間: 火〜土 11:00〜16:00(日・月・第3火定休)
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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