
インド料理DEWAN
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千葉市美浜区の幕張エリアに店を構えるインド料理DEWANは、1991年の創業以来30年以上にわたって北インド料理を提供し続けてきた老舗専門店です。テレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」にも紹介された実力店で、地元住民からビジネス客まで幅広いファンに愛されています。
ヒマラヤの山里からデリーへ——創業者が歩んだ道
インド料理DEWANの原点は、創業者デュワン・チャンドの壮絶な半生にあります。ヒマラヤ山麓に広がるガルワール地方の小さな村で生まれた彼は、十代前半に「コックになる」という夢を胸に故郷をあとにしました。当時の彼には交通費もなく、デリーまでの約300キロメートルの道のりを徒歩で移動したといいます。
デリーにたどり着いた後は、閉店後のレストランで寝泊まりしながら下積みを重ねました。当時のインドのコック世界は厳しく、先輩料理人は調理の要所になるとわざと用事を言いつけ、技術を後輩に見せないことが慣習でした。デュワン・チャンドは出かけたふりをしてこっそり調理の様子をうかがい、文字どおり技を盗むようにして腕を磨いていったのです。やがて彼はデリーの人気店で一人前のコックとして厨房を任されるようになります。
転機が訪れたのは、そのデリーの人気店に食事に来た日本人客との出会いでした。カレーを食べた客は「これを作ったコックを呼んでくれ」と言い、デュワン・チャンドを「日本でコックとして働かないか」と誘います。その客は当時、赤坂や六本木に店舗を構えていたインド料理の名店「モティ」のオーナーでした。こうして1982年、デュワン・チャンドは日本に降り立ちます。
千葉に根を張った30年以上の歴史
来日後はモティの都内店舗をはじめ、仙台や大阪でも経験を積んだデュワン・チャンドは、やがて千葉に活動の場を移します。千葉市内のインド料理店での修業を経て、1991年に稲毛区園生町で自身の店「インド料理DEWAN」を初開店しました。最初は席数も少ない小さな店でしたが、持ち帰りや出前で地域に根を張り、多くの常連客を獲得していきました。
その後、千葉大前、市原市などに場所を移しながら営業を続け、現在は千葉市美浜区浜田の幕張店で営業しています。2020年にはテレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国 3時間スペシャル」の「マツコ思い出のナンを探せ」コーナーに出演し、40年近く日本でインド料理を作り続けてきた職人の仕事が全国に知られることになりました。
食べると忘れられない——焼き立てナーンの秘密
DEWANを訪れた多くの人が「ナーンがすごい」と感嘆します。DEWANのナーンは丸型でやや厚みがあるのが特徴で、250〜300度に温度管理された炭火タンドールで一気に焼き上げることで、表面はパリッと香ばしく、中はしっとりと柔らかな食感を実現しています。
ふっくらとしたもちもちの食感は、一枚でもしっかり食べ応えを感じられるよう生地を丁寧に調整した結果です。インドでは「ナーン(ナァン)」と発音するのが正確で、店ではヒンディー語の発音に忠実な「ナーン」の表記を使っています。焼き上がりの豊かな香りとほどよい温かさはまさに本場仕込み。カレーをたっぷり絡めながらかぶりつく瞬間は格別の満足感があります。
伝統の調理法が生む本格カレー4選
DEWANのカレーは「インド宮廷料理に通じる伝統的な調理法」を創業以来変えることなく守り続けています。手間を惜しまず、納得のいく味のために同じやり方を貫く姿勢が、長年のリピーターを生み出してきた理由のひとつです。
バターチキン(長年の人気ナンバーワン) 乳製品をたっぷり使ったクリーミーで濃厚なソースに、炭火で焼き上げたチキンを合わせたマイルドなカレーです。インド北部のカシミールなど寒冷地で生まれた料理で、コクと旨みのバランスが焼き立てナーンと絶妙に合います。辛さが苦手な方にも自信を持ってすすめられる定番として、長年にわたって人気ナンバーワンの座を守り続けています。
ダールフライ(豆カリー) インドではどんな宗教の人も食べられる、もっともポピュラーな家庭料理が豆のカレー「ダール」です。DEWANでは数種類の豆をミックスし、注文が入るたびにスパイスを炒め、タマネギとトマトで仕上げる「ダールフライ」スタイルで提供しています。創業者デュワン・チャンドが「生まれ故郷の懐かしい味」と表現するこの一品は、素朴ながら奥深い風味が魅力です。
マトンカリー(スパイスを贅沢に) ホールスパイスをふんだんに使い、じっくり炒めたタマネギのグレービーと共に煮込んだマトンカリーです。マトン特有のクセのある風味がスパイスと組み合わさることで深いコクと旨みに変わり、歯ごたえを残した仕上がりになっています。ナーンでもライスでもよく合うため、インド料理の醍醐味をじっくり味わいたい方にぜひ試してほしい一品です。
マチリカリー(魚のカリー) ヒンディー語で魚を意味する「マチリ」の名を冠した、通好みの逸品です。注文を受けるたびにカジキマグロをタンドールで炭火グリルし、さっぱりとした薄めのグレービーに仕上げます。炭火で焼いた魚の香ばしさがグレービーに溶け込んだ味わいは日本人の口にもよく合い、特にライスとの相性が抜群です。
こんな場面で利用したい——シーン別活用法
DEWANはランチタイムとディナータイムを設けており、幅広いシーンに対応しています。ランチではテイクアウトメニューも用意されているため、近辺で働くオフィスワーカーがちょっとした昼食に立ち寄るのにも向いています。
家族連れの食事や友人同士のカジュアルなグルメ探訪はもちろん、インド料理が初めてという方にも歓迎の雰囲気があります。メニューの選び方がわからなければスタッフに気軽に相談できるので、初めての訪問でも安心して席につくことができます。幕張エリアでのビジネスランチや、幕張メッセでのイベント・展示会の帰りに立ち寄るスポットとしても重宝する一軒です。
アクセス・周辺情報
インド料理DEWANの幕張店は千葉市美浜区浜田に位置しています。最寄り駅はJR京葉線の海浜幕張駅で、駅周辺には幕張メッセやイオンモール幕張新都心など大型施設が集まる千葉屈指の商業・コンベンションゾーンが広がっています。イベントや買い物のついでに訪れる計画を立てやすいエリアです。
予約・お問い合わせは電話043-274-2223まで。営業時間や最新のメニュー情報は公式サイトで確認することをおすすめします。テイクアウトを希望する場合はランチタイムに対応しているので、事前に電話で確認してから訪れると安心です。創業以来変わらない本場の味を、ぜひ一度体験してみてください。
アクセス
千葉県千葉市美浜区浜田2-33
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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