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寿司と地魚料理 大徳家

寿司と地魚料理 大徳家

※写真はイメージです。

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明治2年(1869年)7月の創業から150年以上、南房総市で最も歴史ある寿司店として千倉の地に根ざしてきた「大徳家」。黒潮が育む豊かな海の幸と、代々受け継がれてきた郷土の味が一堂に集まる店だ。

元祖「なめろう」と「さんが焼き」

大徳家を語るうえで外せないのが、100年以上レシピを守り続けてきた元祖の『なめろう』と『さんが焼き』だ。どちらも房総の漁師文化から生まれた郷土料理であり、この店はその発祥の味を今に伝えている。他所でもなめろうは食べられるが、大徳家のそれは継承の重みが違う。

千倉で水揚げされた地魚を使った寿司

南房総・千倉漁港から届く地魚が握りの主役だ。穴子はお客に提供する直前に炙り、香ばしさを引き立てて供される。煮ハマグリの寿司は1〜3日かけて漬け込み、丁寧に味を入れたもの。房州黒あわびと房州赤あわびは地元の素潜り漁で獲れる旬の食材で、時期になると店頭に並ぶ。さらに房州黒あわびの肝だけを甘辛く煮上げた「アワビの煮肝」も名物の一品だ。

マンボウ・クジラ——漁師町ならではの出会い

仕入れ状況によっては、マンボウやクジラがメニューに載ることもある。「漁師料理」という言葉が絵に描いた餅でなく、水揚げの現場と直結した店だからこそ実現する品揃えだ。何が出てくるかは季節と入荷次第という、チェーン店では味わえない楽しみがある。

自家製・海苔の佃煮

干し椎茸の戻し汁をたっぷり使い、千葉県産の生海苔と合わせて炊き上げた自家製の海苔の佃煮も、大徳家ならではの一品として紹介されている。香りとコクが特徴とされており、こうした脇役の一皿にも手間が込められている。

全品価格表示と温かい居心地

メニューには全品価格が表示されており、会計を気にせず好きな物をしっかり注文できる。地元の常連客でいつも賑わいながらも、女性同士のグループや子ども連れの家族が気兼ねなく過ごせる雰囲気で、田舎の食堂的な温かみが大徳家の空気を作っている。

アクセス

千葉県南房総市千倉町瀬戸2910

営業時間

定休日: 火曜・水曜(8月の例: 4日・12日・18日・19日・25日・26日)

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