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大宝八幡宮

大宝八幡宮

※写真はイメージです。

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大宝元年(701年)の創建から1300年以上、下妻の地に鎮座し続ける大宝八幡宮は、関東最古の八幡宮として知られる。平将門や源頼朝といった歴史上の武将たちが詣でた記録を持ち、単なる地域の鎮守社を超えた、関東八幡信仰の源流にあたる場所だ。

1300年を超える歴史と武将たちとの縁

創建は大宝元年(701年)、藤原時忠公が九州・宇佐神宮の御神霊を勧請したことに始まる。天台宗の古い経文の奥書(治承三年・1179年)には「常陸州下津間八幡宮」と記されており、平安末期にはすでに広く信仰を集めていたことがわかる。

平将門公はここで戦勝祈願を繰り返し、当宮の巫女によって「新皇」の位を授けられたと伝わる。また鎌倉時代には吾妻鏡に「下妻宮」として名が記され、文治五年(1189年)の奥州征伐平定の日、源頼朝公がこの地に摂社・若宮八幡宮を創建した。東国武士の信仰が積み重なった場所であることが、史料から裏付けられている。

季節を彩る年間催事

境内では年間を通じてさまざまな行事が催される。

あじさい祭・風鈴まつり(6〜7月) は夏の代名詞的な催し。6月下旬から始まるあじさい祭では風鈴の絵付け体験も行われ、7月には風鈴まつりとして本格的に展開する。色とりどりのあじさいと手描きの風鈴が境内を彩る、参加型の夏の風物詩だ。

松明祭(タバンカ祭) は9月第1土曜日に行われる伝統行事。「タバンカ」という独特の呼び名と迫力ある松明の光景が、毎年多くの参拝者を引きつける。

菊花展 は11月1日頃から23日頃にかけて開催。秋深まる境内に丹精こめた菊が並ぶ、静かな観賞の場となる。

また春には境内に「なんじゃもんじゃ」(ヒトツバタゴ)が開花する。白い花が境内を包む光景は、地元の間でも季節の便りとして親しまれている。

多彩なご祈祷と授与品

ご祈祷は厄除け・方位除けを筆頭に、合格・必勝祈願、宝くじ祈願、人形供養まで幅広く受け付けており、茨城県内外から参拝者が訪れる。

御朱印は通常のものに加え、コラボ御朱印も定期的に頒布される。県西生涯学習センターとのコラボ御朱印のほか、漫画『頭文字D』とのコラボによるオリジナル御朱印帳も話題となった。下妻という土地ならではのポップカルチャーとの接点が、若い世代の参拝者を集めるきっかけにもなっている。桜御守のような季節限定の授与品も人気で、品切れ次第頒布終了となることも多い。

境内の体験・見どころ

宝物殿には神社の長い歴史を物語る文化財が保管されている。境内および周辺には全天球パノラマ写真を使ったVRツアーが整備されており、VRゴーグル対応の立体体験も可能だ。大宝駅周辺から境内各所まで複数の撮影地点が登録されており、来訪前に境内の雰囲気を確認することもできる。

さらに大相撲・高砂部屋がこの地で相撲合宿稽古を行っており、稽古の様子が公開された際には相撲ファンも訪れるなど、神社と地域・スポーツの意外な接点としても知られている。

アクセス

大宝駅付近

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