
荒川温泉
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長崎県五島市、福江島の西岸に静かに湧く荒川温泉は、五島列島で最も歴史を持つ温泉地として知られています。九州最西端に位置する温泉という唯一無二の称号とともに、江戸時代後期に湧出の記録が残るこの出湯は、長い年月を経た今も変わらぬ恵みを訪れる人に届けています。
江戸・大正から受け継ぐ湯の記憶
荒川温泉の歴史は江戸時代後期にさかのぼります。文書に湧出の記録が残るほど古く、大正時代頃には地元の漁師たちが漁を終えた後に体を温めるために使っていたといいます。厳しい漁仕事の疲れを癒してきたこの湯は、地域の暮らしに深く根ざした存在として何世代にもわたって受け継がれてきました。「知る人ぞ知る出湯」という言葉がこれほど似合う場所も、五島列島の中でそう多くはありません。
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉の効能
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。神経痛や関節痛、冷え症、切り傷などへの効能があるとされ、体の芯からじんわりと温まる湯として長く親しまれています。入浴後は肌がスベスベになると評判で、玉之浦を訪れる観光客だけでなく、この湯を目当てにリピートする人も少なくないといいます。
足湯でさらに気軽に楽しむ
施設は日帰り温泉として一般に開放されており、大人300円という手頃な料金で利用できます。温泉に浸かる時間が取れないという方には、荒川バス停前に引湯された足湯も整備されています。島内観光の道すがら、バスを待つ合間にふらりと立ち寄れるのは、地元の生活に根ざした温泉地ならではの魅力です。
漁村の静寂に包まれた湯浴み
施設の周囲には玉之浦の静かな漁村の景色が広がり、都会の喧騒とは無縁の時間が流れています。貝津教会や頓泊海水浴場など、玉之浦エリアの見どころと組み合わせて訪れると、五島の自然・歴史・温泉をひとつのルートで体感できます。九州最西端の地で、漁師たちが代々温めてきた湯に身を沈める体験は、ほかではなかなか味わえない記憶になるはずです。
アクセス
五島つばき空港から車で約30分 福江港から車で約35分
営業時間
13:00~18:30、定休日: 水曜日
料金目安
大人(高校生以上)300円、小・中学生150円、幼児無料
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店舗詳細
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