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秋田 日本料理たかむら

秋田 日本料理たかむら

※写真はイメージです。

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秋田市大町の静かな住宅街に、知る人ぞ知る日本料理の名店がたたずんでいる。「日本料理たかむら」は、東京の名店で腕を磨いた店主が故郷・秋田に開いた会員制の割烹で、国内外の権威あるグルメ評価から高い評価を受け続けている一軒だ。

東京修行を経て、秋田の地に開花した料理哲学

店主・高村宏樹は、東京・目白の名店「太古八」で板長を務めた実力派だ。1999年、28歳で故郷の秋田市に「たかむら」を開業し、2026年現在で27年目を迎えた。東京の一流の現場で磨かれた技術と感性を、秋田という豊かな食材の宝庫に持ち込んだことで、他にはない独自の料理スタイルが生まれた。

高村氏の料理哲学の核にあるのは、「旬な食材を、旬な時期に」というシンプルにして深い信念だ。秋田は四季の移ろいが鮮明な土地柄で、春には山菜、夏には清流で育った川魚、秋には松茸や鮭、冬には根菜や寒仕込みの食材と、季節ごとに豊かな顔を見せる。これらを最もおいしい瞬間に捉えて料理へと昇華させる技は、長年の修行と地域への深い理解があってこそ成立する。開業から四半世紀以上、ぶれることなく貫かれてきたこの姿勢が、「たかむら」を特別たらしめている理由のひとつだ。

11皿で紡ぐ、おまかせコースの世界

提供されるのはおまかせコースのみ。前菜からデザートまで全11皿の構成で、内容は季節ごとに変わる。コースは13,000円・15,000円・18,000円の3種類(いずれも税抜、別途サービス料5%)から選べるため、目的やシーンに応じた使い分けが可能だ。上記以外の内容についての相談にも応じており、記念日や特別な席など、状況に合わせた対応を検討できる。

お飲み物は秋田の地酒を筆頭に、焼酎、ビール、果実酒、ソフトドリンクを取り揃えている。秋田は東北屈指の「酒どころ」として知られており、地元の蔵元が丹精込めて醸した銘酒を料理と合わせることで、食の体験がさらに豊かになる。日本酒に馴染みのない方でも、料理との相性を考えながら一杯を楽しめる。季節の皿を追うたびに味わいの奥行きが広がり、最後の一皿まで飽きさせない構成は、長年にわたって磨き上げられた技の賜物だ。

国内外が認めた、東北唯一の実力

「たかむら」の実力は、権威ある複数の評価機関によって裏付けられている。食べログアワードでは2018〜2020年まで3年連続ゴールドを受賞し、2025年度はシルバーを獲得。フランス発のグルメランキングサイト「La Liste」では95〜96点台という高スコアで連続ランクインし、ニューヨーク発の「OAD Japan Top Restaurants」には複数年にわたって選出されており、いずれも東北からは同店のみという快挙を成し遂げている。

さらに農林水産省の「料理マスターズ」ブロンズ受賞、グルメメディア「ヒトサラ」のBest Chef & Restaurant 2021-2022選出、「Destination Restaurants 2021」の日本の10店への選出など、国内外の評価機関から幅広く認められてきた。JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」の料理人を担当したことも、その実力を如実に示すエピソードのひとつだ。テレビや雑誌、書籍への出演・掲載も多数あり、2026年5月からはテレビ朝日の番組「キッチンカー大作戦!」に3週連続で出演するなど、幅広い層への発信も続けている。

会員制ならではの、特別な一夜

「たかむら」は完全会員制のレストランだ。予約は会員の方か、会員からの紹介があることが必要で、予約の際は会員番号と氏名の提示が求められる。紹介による来店の場合は、紹介者の会員番号と氏名も必要となる。この仕組みが、料理に集中できる静かで上質な空間と、丁寧なもてなしを支えている。

営業時間は18:00〜22:30(定休日は日曜・祝日・年末年始・お盆)で、完全な夜営業のみ。日常を離れた特別な夜を演出するのにふさわしい設えだ。予約受付は9:00〜12:00頃と17:00〜21:30頃。キャンセルは定休日を除く2日前までに電話連絡が必要で、前日は代金の50%、当日は100%のキャンセル料が発生するため、予約後は予定の確保を心がけたい。電話のほか、一休.comレストランからの予約も受け付けている。

東京にも広がる「たかむら」の世界

2024年7月、東京・麻布台ヒルズ近くの神谷町プレイス1階に「菓子たかむら」と「たかむら別邸やまじん」が同時オープンした。「菓子たかむら」は10:00〜18:00営業のスイーツショップとして展開し、「たかむら別邸やまじん」はシークレットレストランとして月8日間のみ17:30(6席)と20:00(6席)の2部制で営業している。神谷町駅5番出口から徒歩1分という好立地で、東京での食旅の一環として訪れるのも一興だ(TEL:03-6809-1608)。秋田本店とは異なるかたちで「たかむら」の世界観に触れられる貴重な機会となっている。

アクセスと予約のご案内

秋田市大町の住宅地にたたずむ本店は、秋田駅からタクシーまたは車での来店が便利だ。周辺には竿燈大通りや、国の史跡にも指定された久保田城跡を擁する千秋公園、秋田の食文化が息づく秋田市民市場なども近く、観光と組み合わせた旅の締めくくりにもふさわしい立地といえる。秋田の四季を体いっぱいに感じた後、夜の帳が下りたころに暖簾をくぐる——そんな旅の動線を描いてみると、訪問がより特別なものになるだろう。予約や問い合わせは電話(018-866-8288)または一休.comレストランにて受け付けている。会員制という敷居を超えた先に、秋田が世界に誇る一夜が待っている。

アクセス

秋田市内の閑静な住宅地。公式サイトに具体的な駅からのアクセス情報は記載されていません

営業時間

18:00〜22:30、定休日: 日曜・祝日・年末年始・お盆

料金目安

13,000円〜18,000円のおまかせコース(税抜き、サービス料5%別途)

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