
秋田県立博物館
GALLERY
秋田県立博物館は、考古・歴史・民俗・工芸・生物・地質という6つの部門を擁する総合博物館です。単なる展示施設にとどまらず、「郷土学(秋田学)の体系化」を基本姿勢に掲げ、秋田という土地を多角的に理解するための拠点として機能しています。常設展は入館無料(特別展を除く)で、気軽に立ち寄れる点も魅力のひとつです。
秋田を記録した旅人・菅江真澄の資料センター
館内の「菅江真澄資料センター」は、この博物館ならではの特色施設です。菅江真澄は江戸時代後期に秋田各地を旅し、その風土や民俗を詳細に記録した人物で、秋田学の源流ともいえる存在。企画展「秋田藩と真澄」では、真澄と関わりの深かった藩主や藩士たちを、彼の記録や関連資料を通じて紹介しています。「真澄に学ぶ教室」として県外での日記を読む講読会や講演会も定期開催されており、真澄の足跡を体系的に深掘りできるプログラムが充実しています。
縄文から地質まで、秋田の「成り立ち」に迫る展示
人文展示室では、縄文時代の遺物や秋田藩の歴史・民俗資料を通じて、この土地に生きた人々の暮らしに迫ります。現在は企画展「栗駒山麓の縄文人」として、成瀬ダム建設地内で実施された発掘調査の出土品を展示。成瀬川最上流域に暮らした縄文人の活動の一端を、実際の遺物から読み解くことができます(2027年2月まで開催)。
自然展示室では、秋田の大地がどのような地質活動によって形成されてきたかを、岩石・化石・鉱石・鉱物を用いて解説しています。長期展示「秋田で見ない?鉱山(やま)の石たち」では、秋田県内ではほぼ目にする機会のない鉱石を実際に観覧できる貴重な機会を提供しており、鉱物好きにとっても見逃せない内容です。
子どもも大人も体験で学ぶ「わくわくたんけん室」
館内の体験型スペース「わくわくたんけん室」は、学びを体感へと変える場所です。勾玉作り・弓矢体験・火起こし体験など縄文のくらしを再現するプログラムから、秋田の伝統工芸「樺細工」を使ったストラップづくりまで、季節ごとに多彩な内容が用意されています。申し込み不要のスペシャルプログラムも随時開催されており、当日ふらりと参加できるのも嬉しいところです。また、「初級者向け 秋田の中世史教室」や「秋田の縄文を学ぶ」など、大人向けの入門講座も豊富に揃っています。
公園と自然が一体となった立地
博物館は県立小泉潟公園の中に位置し、女潟・男潟という二つの沼を望む自然豊かな環境に囲まれています。公園内には日本庭園「水心苑」やフィールドアスレチックコースも整備されており、展示見学のあとにそのまま公園を散策して半日過ごすことができます。秋田の歴史・文化・自然をひとつの場所でまとめて体感できる、充実した複合施設です。
アクセス
JR追分駅から徒歩約20分 五城目線「金足農業高校入口」バス停から徒歩約15分 秋田北インターチェンジから約15分
営業時間
9:30〜16:30
料金目安
入館無料(特別展を除く)
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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