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那須連山を望む栃木県の広大な大地に、世界水準のゴルフコースが広がっている。西那須野カントリー倶楽部は、プロツアーの舞台としても知られる本格派チャンピオンコースでありながら、初心者から上級者まで幅広いゴルファーを温かく迎える、関東有数のゴルフリゾートだ。
那須の自然と融合した、世界的設計家の傑作
西那須野カントリー倶楽部の最大の特徴は、「光と影の魔術師」と称された世界的コース設計家、ロバート・ボン・ヘギーによる設計にある。那須連山の裾野に広がる54万坪という広大な敷地に、彼の天才的な感性が余すところなく注ぎ込まれた。
ボン・ヘギーの作品として名高いのが、2024年パリオリンピックのゴルフ競技会場となった「ル・ゴルフナショナル」だ。フランスの国民的コースとしてヨーロッパツアーでも幾度となく使用されてきたそのコースと、西那須野カントリー倶楽部の間には多くの共通点が見られる。自然地形と調和した数々の池、緩やかな起伏を描く小高い丘、そして赤松林によって各ホールが美しくセパレートされた雄大なレイアウト——それらが有機的に組み合わさり、プレーするたびに異なる表情を見せてくれる。
コースに足を踏み入れた瞬間から、その圧倒的なスケール感に言葉を失う。全面ベントグラスで覆われたフェアウェイは均一で美しく、ショットの感触は爽快そのもの。雄大な那須連山を背景に打つドライバーショットは、ゴルファーにとってこの上ない喜びをもたらしてくれるだろう。
JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIPの舞台として
西那須野カントリー倶楽部が全国的に知られるようになった理由のひとつが、男子プロゴルフツアー「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」の開催地であることだ。このトーナメントは、選手会が主体となって運営する特別な大会であり、プロゴルファーたちが自らの手で作り上げる試合として注目を集めている。
2025年の第5回大会は6月26日から29日の4日間にわたって開催される予定だ。2024年大会では、実行委員長という運営側の立場も務めながら、石川遼プロが見事に通算19勝目を飾った。自らが舞台を整えたコースでの優勝という、まさにドラマのような展開は多くのゴルフファンの心を掴んだ。
ギャラリーとして観戦するのも、このコースの魅力を体感する素晴らしい機会だ。選手と同じフェアウェイに立ち、プロの技を間近で見られるトーナメント観戦は、ゴルフの奥深さを再認識させてくれる体験となるに違いない。
四季が彩る絶景ラウンド
西那須野カントリー倶楽部の魅力は、ゴルフそのものだけにとどまらない。那須高原という恵まれた立地のおかげで、季節ごとに表情を変えるコースの風景が、プレーをいっそう豊かなものにしてくれる。
春には赤松林の合間を縫うように淡い緑が広がり、フェアウェイ沿いの桜が風に舞う。初夏から夏にかけては深い緑が那須の山々と溶け合い、澄み切った空気の中でのラウンドは格別だ。トーナメントシーズンでもある6月は、天候も安定しており、コースコンディションが最も充実する時季のひとつでもある。
秋は紅葉シーズンがハイライトだ。赤松や広葉樹が色づき始めると、コース全体が赤や黄に染まる。那須連山の稜線を背景にした秋色の風景は、写真に収めたくなるほど美しい。冬は積雪のため一時クローズとなるが、その静寂の中でリセットされたコースは、翌春にまたフレッシュな表情で迎えてくれる。
初心者から上級者まで楽しめる設計の妙
チャンピオンコースと聞くと、上級者向けの難しいコースを想像するかもしれないが、西那須野カントリー倶楽部は技量に応じたプレーができる懐の深さを持っている。ボン・ヘギーが施した精巧な設計によって、コースは複数のティーイングエリアから異なる難易度でアプローチできるようになっており、初めてゴルフを楽しむ方から競技志向のプレーヤーまで、それぞれが自分のレベルで挑戦できる。
池やバンカーの配置は戦略的で、リスクを取ってアグレッシブに攻めるか、安全なルートを選ぶかという判断がスコアに直結する。プロが試合で使用するのと同じコースで、自分なりの戦略を立ててプレーする体験は、ゴルフの醍醐味を深く味わわせてくれる。グリーン周りの繊細な仕上がりも評価が高く、アプローチとパットの精度が試される本格的な設計が、何度訪れても飽きさせない。
姉妹コースと周辺観光でさらに充実した旅を
西那須野カントリー倶楽部と隣接する蓬莱カントリークラブは姉妹コースとして知られており、ロッジに宿泊しながら2コースを堪能するゴルフ旅が人気を集めている。那須という場所柄、周辺には温泉や高原リゾートも豊富で、ゴルフの後に疲れた体を癒す環境が整っている。
那須高原エリアには、那須どうぶつ王国や那須ハイランドパークといったファミリー向けの施設も充実しており、ゴルファーだけでなく家族全員が楽しめる旅の拠点としても最適だ。近くに広がる千本松エリアは歴史ある観光スポットとしても知られており、ゴルフ旅の合間に立ち寄ってみる価値がある。
アクセスは東北自動車道・西那須野塩原インターチェンジから便利な距離にあり、首都圏からも日帰りでのラウンドが十分可能だ。新幹線利用の場合は那須塩原駅が最寄りとなり、公共交通機関でのアクセスも考慮されている。那須の雄大な自然の中で、世界レベルのゴルフ体験を——西那須野カントリー倶楽部は、訪れるすべてのゴルファーに忘れられない一日を約束してくれる。
Access
東北自動車道西那須野塩原
Hours
Budget
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