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香川県高松市に佇む高松ゴールドカントリー倶楽部は、世界的コース設計の巨匠ピート・ダイの哲学を継承したロン・フェーリス設計による本格派ゴルフコースです。四国・瀬戸内の温暖な気候と豊かな自然の中で、プレーヤーの技術と戦略性を試す挑戦的なホールが連続し、訪れるたびに新たな発見がある唯一無二のゴルフ体験を提供しています。
コース設計の哲学——ピート・ダイの系譜
高松ゴールドカントリー倶楽部のコースを語るうえで欠かせないのが、その設計者ロン・フェーリスの存在です。フェーリスは「悪魔の設計者」とも呼ばれる世界的名手ピート・ダイに師事し、その独自の設計哲学を深く吸収した人物。ピート・ダイといえば、TPC ソーグラスの「アイランドグリーン」や数多くの難関コースを世に送り出し、ゴルフコース設計の概念を革新したレジェンドです。
そのダイが重視したのは、「コースがプレーヤーに語りかけること」。単なる距離や障害物の配置ではなく、視覚的錯覚、心理的プレッシャー、戦略的な選択肢の提示を通じて、プレーヤーを悩ませ、喜ばせ、また戻ってこさせる魅力を生み出すことでした。高松ゴールドカントリー倶楽部のコースには、そのエッセンスが随所に凝縮されています。
フェアウェイからグリーンにかけて施された微妙なアンジュレーション(起伏)は、一見なだらかに見えながらも、実際にプレーすると大きく球筋を左右します。「目で見た傾斜と実際の傾斜が違う」という感覚は、初めて訪れるプレーヤーにとって大きな試練であり、繰り返しプレーするリピーターをも引き付ける仕掛けとなっています。
名物18番ホール——360度に広がるアイランドグリーン
このコースの白眉ともいえるのが、最終18番ホールです。距離は502ヤードと、ロングホールとしては決して長くはありません。しかしそのグリーンは、360度すべてを池に囲まれたアイランドスタイル。視界に広がる水面と孤島のようなグリーンは、コースフィニッシュに向けた高揚感と緊張感を最高潮に高めます。
「距離が短いから2オンを狙える」——そう判断するプレーヤーは少なくありません。しかし、アイランドグリーンへの直接攻略は、わずかなミスが即アウトオブバウンズ(OB)を意味するリスクと隣り合わせ。風の読み、ライの状況、その日の自分のスコアとのバランス……さまざまな要素を考慮したうえで「2オン狙いか刻みか」の選択を迫られるホールは、まさにラウンドの締めくくりに相応しいドラマチックな設計です。
水面に映るグリーンの美しさも特筆に値します。晴れた日には瀬戸内の陽光を受けた池が輝き、その中央に浮かぶグリーンの緑が際立つ光景は、ゴルフ場の風景としても高い評価を得ています。多くのプレーヤーがラウンド後もしばらくこのホールを眺め、余韻に浸るといいます。
グリーンのクオリティ——県内トップクラスのコンディション
高松ゴールドカントリー倶楽部の評判を支えるもう一つの柱が、コンディションの高さです。使用されているのはベントワングリーン。ベントグラスは温暖な気候への対応が求められる難しい芝種ですが、同コースでは丁寧な管理によって年間を通じて高品質な状態を維持しています。
グリーンの大きさとアンジュレーションは設計上の個性でもあり、パッティングの難易度を高める大きな要因です。入射角や速度を誤れば、ホールのはるか遠くまでボールが転がり出てしまうことも。「グリーンに乗ってからが本番」——そんな言葉がリピーターの間で語り継がれるほど、コースの頭脳戦は最後まで続きます。
フェアウェイの芝の状態も丁寧に整備されており、「香川県内でもトップクラス」との声はプレーヤーの間で定評があります。訪れるたびに変わらぬクオリティを提供するコース管理の姿勢が、再訪者の多さにつながっているのです。
季節ごとの楽しみ方
四国・香川の温暖な瀬戸内気候は、ゴルフを楽しむ環境として恵まれています。年間を通じてプレーしやすい日が多く、特に春と秋はコンディションの良さとともに、コース周辺の自然も美しい季節です。
**春(3〜5月)**は新緑が芽吹き、フェアウェイを縁取る木々が鮮やかな緑に染まります。過ごしやすい気候の中でのプレーは快適そのものであり、冬の寒さを忘れさせてくれる開放感があります。
**夏(6〜8月)**は暑さ対策が必要ですが、早朝スタートのプレーでは朝の清涼な空気の中、静寂に包まれたコースを堪能できます。夏の強い日差しがアイランドグリーンの水面に反射する光景は、夏ならではの美しさがあります。
**秋(9〜11月)**はゴルフシーズンの最盛期。気温も落ち着き、芝の色も深まる中でのラウンドは特別な充実感があります。18番ホールの水面に映り込む秋の空の色は格別です。
**冬(12〜2月)**は四国でも比較的温暖なため、本州の冬と比べてプレーできる日が多いのが特徴。澄んだ冬晴れの日には遠くまで視界が開け、コースの全景を楽しみながらのラウンドができます。
アクセスと周辺情報
高松ゴールドカントリー倶楽部へは、高松自動車道の高松西インターチェンジが最寄りのアクセスポイントです。高松市内中心部からのアクセスも良好で、四国の玄関口である高松駅からも比較的短時間で到着できます。
高松市は「うどんの街」としても全国的に知られており、ラウンド前後に本場の讃岐うどんを堪能することも、この地でのゴルフ旅行の大きな楽しみのひとつです。市内には老舗から現代的なうどん店まで数多く点在し、地元ならではの食文化を体験できます。
また、高松市内には国の特別名勝に指定された「栗林公園」や、瀬戸内海の多島美を望む「屋島」など、日本を代表する観光スポットも揃っています。ゴルフを中心に据えながら、香川・瀬戸内の文化や自然を合わせて巡る旅程を組むことで、より充実した四国訪問が実現するでしょう。
チャレンジ精神をかき立て、繰り返し訪れたくなる——高松ゴールドカントリー倶楽部は、そんな魅力を備えたコースとして、香川のゴルフ文化を牽引し続けています。
Access
高松自動車道高松西
Hours
Budget
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