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高原リゾートの清々しい空気の中、雄大な八ヶ岳とアルプスの峰々を一望しながらプレーを楽しめる——そんな贅沢な体験を提供してくれるのが、長野県茅野市に位置する鹿島南蓼科ゴルフコースです。蓼科高原チェルトの森という恵まれた自然環境の中に設けられたこのコースは、半世紀近くにわたって多くのゴルファーを魅了し続けている、長野を代表するリゾートゴルフ場のひとつです。
蓼科高原に刻まれた半世紀の歴史
鹿島南蓼科ゴルフコースが初めてコースをオープンしたのは1973年のことです。当時は9ホールのみの運用でしたが、高原の澄んだ空気と雄大な山岳景観が多くのゴルファーを引きつけ、その人気は着実に高まっていきました。そして1987年、待望の後半9ホールが完成し、現在の18ホール・フルコースとして生まれ変わりました。
コースが位置する蓼科高原は、八ヶ岳山麓に広がる長野県屈指の高原リゾートエリアです。標高1,200メートル前後という高地ならではの涼しい気候と豊かな自然が、プレー環境をより快適なものにしています。コースの隣接地との境界にはからまつと赤松の林が自然な仕切りとして機能しており、静寂と緑に包まれた独自のプレー空間が保たれています。この豊かな自然の中に整然と配されたフェアウェイとグリーンは、コースそのものがひとつの風景画のような美しさを誇ります。
コース設計の特徴と攻略ポイント
トータル距離6,233ヤードの18ホールは、コース全体として比較的フラットな地形で構成されており、過度なアップダウンは少なく足腰への負担も軽減されています。しかしながら、油断は禁物です。ベント芝を使用したグリーンはスピードが出やすく、ショットの精度とパッティングの技術が問われます。またフェアウェイが絞られている箇所も点在しており、ドライバーの精度が得点に直結する場面も少なくありません。初級者から上級者まで、それぞれのレベルに応じた楽しみ方ができる設計は、長年にわたってこのコースが愛され続けている理由のひとつです。
特に注目したいのがアウト2番のショートコースです。グリーン周りを池とバンカーが取り囲む設計は、正確性が試される緊張の一打一打をゴルファーに強います。ショットが少しでも乱れると水の洗礼を受けることになるため、クラブ選択と弾道のコントロールに細心の注意が必要です。一方、スコアメイクの狙い目となるのがアウト6番のミドルコースです。全長302ヤードのストレートホールは、飛距離に自信があるゴルファーにとってはバーディはもちろん、ワンオンを狙える絶好の舞台でもあります。
そして、コースを締めくくる18番ホールでは、プレーの疲れを一気に吹き飛ばすような絶景が待っています。フェアウェイの先に堂々とそびえる八ヶ岳の姿を眺めながらショットを放つ体験は、このコースならではのクライマックスです。最終ホールをこれほどドラマチックに演出できるコースはそう多くはなく、ゴルフというスポーツの醍醐味をあらためて感じさせてくれる瞬間です。
山岳パノラマとグリーンの美しさ
鹿島南蓼科ゴルフコースの最大の魅力のひとつが、プレー中に楽しめる雄大な山岳パノラマです。八ヶ岳はもちろん、条件が整えば南アルプスや北アルプスの峰々まで見渡せる日もあり、まるで山岳展望台でのプレーを体感しているかのような感覚を味わえます。
また、コース全体に丁寧に整備されたグリーンは、その緑の美しさだけでも目を奪います。季節によって変わる山の色彩——春の新緑、夏の濃い青空、秋の紅葉——とベント芝の緑のコントラストは、何度訪れても新鮮な感動を与えてくれます。プレーのみならず、視覚的な美しさもこのコースが多くのリピーターに愛される理由のひとつでしょう。コース各所に咲く季節の草花も、ラウンド中の彩りとして目を楽しませてくれます。
季節ごとの楽しみ方
蓼科高原の気候は、季節によって表情が大きく変わります。春(4〜5月)は残雪の山々を背景に、コース周辺では新緑が芽吹き始め、高原特有の清々しい空気の中でプレーを楽しめます。夏(6〜8月)は標高の高さゆえに涼しく、都市部の暑さを忘れさせてくれる快適なゴルフシーズンの最盛期です。早朝のラウンドでは霧が立ち込める幻想的な風景に出会えることもあり、高原ゴルフならではの特別な体験となるでしょう。
秋(9〜11月)には、からまつや周辺の広葉樹が鮮やかに色づき、コース全体が黄金と深紅に染まります。山頂に初雪が舞い始める時期には、白い峰と紅葉が織りなす幻想的な景色の中でのラウンドも楽しめます。蓼科高原のゴルフシーズンは概ね4月から11月頃まで(積雪状況により変動)となっており、それぞれの季節が異なる表情と感動を届けてくれます。
アクセスと周辺情報
車でのアクセスは便利で、中央自動車道諏訪南インターチェンジからは約15キロメートル、諏訪インターチェンジからは約20キロメートルの距離です。インターから蓼科高原へと向かう道中も、徐々に高度を上げながら山岳の眺望が広がり、コースへのアプローチ自体がすでにドライブの楽しみとなっています。
周辺には蓼科高原の自然を活かした観光スポットも充実しています。白樺湖や蓼科湖といった高原の湖畔では、ラウンド前後の散策が心地よいひとときとなります。また蓼科温泉や白樺湖温泉では、ラウンド後の疲れをゆっくりと癒すことができ、ゴルフと温泉という王道の組み合わせを存分に堪能できます。チェルトの森エリアにはレストランや宿泊施設も整っており、ゴルフと高原リゾートを組み合わせた滞在型の旅として計画することも十分可能です。
長野・蓼科の大自然の中で、歴史あるコースを歩みながら山岳景観とゴルフを同時に堪能できる鹿島南蓼科ゴルフコース。初めて訪れる方にも、何度も通うリピーターにも、それぞれの季節に合わせた新しい感動を提供し続けるこのコースは、信州高原ゴルフの魅力を体感するうえで欠かせない一選です。
Access
中央自動車道諏訪南
Hours
Budget
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