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北海道の雄大な自然を舞台に、フランス語とアイヌ語という異なる文化の言葉を組み合わせた名前を持つゴルフコース——SIRル・ペタウゴルフコースは、単なるスポーツ施設を超えた、人と自然、文化と文化が交差する特別な場所です。
「合流点」という名に込められた哲学
「ル・ペタウ」とは、アイヌ語で「合流点」を意味する言葉です。このコースの名称は、フランス語の定冠詞「ル(Le)」とアイヌ語「ペタウ」を組み合わせた独創的な造語であり、あえて「カントリークラブ」という一般的な呼称を用いないことにも、設計者の強いこだわりが表れています。
その哲学は明確です。「人と人・文化と文化・心と心」が通い合い、交じり合う場所を作ること。ゴルフというスポーツを通じて、北海道の大地に根ざしたアイヌの精神と、ヨーロッパ的な洗練が出会う——そんな理想を体現した空間がここにあります。コースに足を踏み入れた瞬間から、単なるラウンドを超えた体験が始まります。
北海道でも希少なオールベント芝の魅力
ゴルファーにとって特筆すべきは、グリーンはもちろん、フェアウェイ、ティーイングエリアにいたるまで、すべてベント芝を使用している点です。オールベント芝のコースは北海道全体でも数えるほどしかなく、ル・ペタウはその希少なコースのひとつに名を連ねます。
ベント芝は繊細な管理を要する芝種であり、丁寧な手入れによって実現する滑らかな打感と転がりの良さが特徴です。グリーンだけでなくフェアウェイやティーでも均一なコンディションが保たれているため、ショットごとの感触が心地よく、スコア以上の満足感をもたらしてくれます。上級者にとっては精密なショットを試す舞台として、初・中級者にとっても質の高い芝の上で本格的なゴルフを楽しめる貴重な環境です。
二つの個性が光る18ホール
ル・ペタウは2コース18ホールで構成されており、それぞれがまったく異なる個性を持っています。
**ウッドランドコース(パー36・3,345ヤード)**は、その名のとおり、樹木が生い茂る林間を縫うように設計されたコースです。北海道らしい針葉樹や白樺の森がホールを囲み、自然の壁として機能します。風の影響を受けにくい反面、ラフに入ると木の根や枝が行く手を阻み、コースマネジメントと正確なショットが求められます。森の静寂の中でクラブを振る体験は、都市のゴルフ場では得られない特別な感覚です。
**デューンズコース(パー36・3,459ヤード)**は「砂丘の罠」という別名のとおり、起伏に富んだ地形が特徴です。砂丘地帯の地形を活かしたレイアウトは変化に富み、風の読み方やアプローチの技術が試されます。開けた視界の中に待ち受けるバンカーや地形のアンジュレーションが、ラウンドをドラマチックに演出してくれます。
両コースを合わせてプレーすることで、林間コースと丘陵コースの両方を一日で楽しめるのが、ル・ペタウ最大の魅力のひとつといえるでしょう。
北海道の四季とゴルフ
北海道のゴルフシーズンは、本州に比べて短い分、その濃密さが際立ちます。積雪のない春から秋にかけて、コースは季節ごとに異なる表情を見せてくれます。
**春(5〜6月)**は、長い冬を越えたコースが一斉に緑を取り戻す季節です。まだ空気は澄んでひんやりとしており、体力を消耗せずにラウンドできます。ウッドランドコースでは若葉が芽吹き、淡い緑のトンネルの中を歩くような感覚が楽しめます。
**夏(7〜8月)**は北海道ゴルフの最盛期。本州の猛暑とは無縁の涼しい気候の中で、快適にプレーできます。青空と濃い緑のコントラストが美しく、写真映えするシーンも多く生まれます。
**秋(9〜10月)**は紅葉の季節。ウッドランドコースの木々が赤や黄に染まり、まるで絵画の中でゴルフをしているような景観が広がります。北海道の秋は短いですが、その分だけ鮮烈な美しさがあります。シーズン終盤のラウンドは、また来年への誓いを新たにする特別な時間となるでしょう。
プレースタイルとコース情報
プレーは5人乗り乗用カートによるセルフプレーが基本スタイルです。2サム(2人)でのプレー時は2人乗りカートに変更となります。2014年にはカート道路が新設され、より快適にコースを移動できるようになりました。ただし、カートはカート道のみの走行となり、コース内への乗り入れはできません。フェアウェイの芝を守るための大切なルールとして、ご協力をお願いします。
なお、浴場の設備はございませんので、近隣の温泉や宿泊施設をご利用ください。苫小牧や千歳エリアには日帰り温泉も充実しており、ラウンド後の疲れを癒すのにも困りません。
アクセス抜群の好立地
ル・ペタウゴルフコースは、道央・道東エリアからのアクセスに恵まれています。北海道旅行の玄関口である新千歳空港からは一般道を利用して約40分。道東自動車道の追分ICからはわずか約10分という近さで、遠方からの来場者にも優しい立地です。
札幌市内からは高速道路を利用して約60分、苫小牧市内や岩見沢市内からは一般道で約60分と、道央エリアからの日帰りゴルフに最適です。旭川方面からは高速利用で約2時間30分とやや距離がありますが、その分だけ非日常の旅情が楽しめます。
北海道の大自然と異文化交流の精神が融合したSIRル・ペタウゴルフコースは、スコアだけでなく、訪れた人の心に深く刻まれる体験を提供してくれます。次の北海道ゴルフ旅行の候補に、ぜひこの「合流点」を加えてみてください。
Access
道央自動車道札幌南
Hours
Budget
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