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北海道日高地方の豊かな自然に抱かれた平取カントリー倶楽部は、雄大な景観と変化に富んだコース設計で、道内外のゴルファーを魅了し続けるゴルフ場です。四季折々の表情を見せる自然林の中でのラウンドは、スコアを競う楽しさだけでなく、北海道の大地を感じる特別な体験を与えてくれます。
弁慶コースと義経コース——ふたつの顔を持つ18ホール
平取カントリー倶楽部の最大の魅力は、対照的な個性を持つふたつのコースです。OUTコースは通称「弁慶コース」と呼ばれ、その名のとおり豪胆でダイナミックな起伏が特徴です。アップダウンが随所に組み込まれており、距離感と斜面のマネジメントが求められます。ティーショットからグリーンまで地形が複雑に絡み合うため、同じホールを繰り返してもまったく飽きることがありません。力任せに振り抜くだけでは太刀打ちできない、まさに弁慶の如き剛腕が試される設計です。
対してINコースの「義経コース」は、比較的フラットなレイアウトながら、微妙なアンジュレーションが随所に仕掛けられています。一見やさしそうに見えて、グリーン周りの傾斜やフェアウェイのうねりが正確なショットを要求してきます。大きなスイングよりも、コースマネジメントと繊細なタッチが試されるコースと言えるでしょう。スピードと知略で名高い源義経にちなんだこの名称は、コースの性格をよく言い表しています。ふたつのコースは同じ敷地に広がりながら、まったく異なるゴルフの楽しさを提供しており、18ホールを通じて飽きることのないラウンドを約束してくれます。
自然林に包まれた、公園のようなコース環境
平取カントリー倶楽部のもうひとつの大きな特長が、コースを取り囲む豊かな自然林です。フェアウェイの両脇には北海道らしい木々がびっしりと立ち並び、プレー中はまるで大きな公園の中を歩いているような感覚に包まれます。人工的な装飾に頼らず、自然の地形と緑をそのままコース設計に活かしているため、どこを見渡しても美しい景色が広がります。
鳥のさえずりや木々のざわめきを耳にしながらのラウンドは、都市のゴルフ場とは一線を画す静けさと開放感をもたらします。北海道の澄んだ空気の中でティーグラウンドに立てば、日常のストレスが自然と解きほぐされていくような感覚を覚えるでしょう。スコアだけを追うのではなく、北海道の大自然そのものを全身で感じながらラウンドできることが、このコースに何度も足を運ばせる理由のひとつです。
季節ごとに変わる表情を楽しむ
北海道のゴルフシーズンは本州に比べて短いものの、その分だけ各季節の変化が際立ちます。コースオープンを迎える春は、長い冬を越えた木々が一斉に芽吹き、淡い緑色がフェアウェイを縁取ります。雪解けとともに息を吹き返す大地のエネルギーを感じながらの初ラウンドは、ゴルファーにとって格別の喜びです。
夏は緑が濃くなり、自然林のコントラストが一層鮮やかになります。北海道特有の涼しい夏の気候のおかげで、本州では真夏に敬遠されがちな日中のラウンドも快適に楽しめます。蒸し暑さとは無縁の爽やかな風の中でのプレーは、夏のゴルフのベストシーズンとも言えるでしょう。
そして秋は、このコースが最も美しい姿を見せる季節です。自然林の葉が赤や黄色、オレンジへと色づき始めると、コース全体がまるで一枚の絵画のような景観に変わります。紅葉を眺めながらのラウンドはシーズン最後の贅沢なひとときで、毎年この時期を楽しみに訪れるリピーターも少なくありません。
日高の地が育んだ歴史と文化的背景
平取町は、北海道の中でもアイヌ文化が色濃く残る地域として知られています。沙流川が流れるこの土地は、古来からアイヌの人々が暮らしてきた豊かな大地であり、今日も「二風谷アイヌ文化博物館」などの施設を通じてその歴史が丁寧に伝えられています。平取カントリー倶楽部のコース名に義経と弁慶の名が冠されているのも、この地の歴史と無縁ではありません。源義経が奥州を落ちのびた後に蝦夷地(北海道)へ渡ったという伝説が日高地方には根強く残っており、義経伝説ゆかりの地として地域の誇りとなっています。ゴルフ場のコース名にその名を刻むことで、プレーヤーはラウンド中にもこの土地の物語に思いを馳せることができます。
北海道有数の軽種馬産地でもある日高地方の雄大な自然の中で生まれたこのゴルフ場は、単なるスポーツ施設を超え、地域の風土や文化を体感できる場所としての顔も持っています。
アクセスと周辺情報
平取カントリー倶楽部へのアクセスは良好で、日高自動車道・日高富川インターチェンジからわずか約10分という好立地です。苫小牧市内からは約40分、新千歳空港からも約50分で到着できるため、道外からのゴルファーも空港に降り立ったその日にラウンドを楽しめます。札幌市内からは高速道路を利用して約60分と、北海道内の主要都市からのアクセスにも優れており、日帰りでの訪問も十分に可能です。
周辺には日高地方ならではの観光スポットも充実しています。平取町内にある「二風谷アイヌ文化博物館」や「萱野茂二風谷アイヌ資料館」では、アイヌの伝統工芸や生活文化に触れることができ、ゴルフと合わせた文化体験が楽しめます。また、日高地方は国内有数の軽種馬の産地として知られており、牧場地帯を眺めながらのドライブも旅の楽しみのひとつです。ラウンド後には周辺の温泉施設でゆっくりと疲れを癒やすことで、北海道らしいゴルフ旅行をより充実したものにできるでしょう。北の大地の自然と文化をたっぷりと味わいながら、忘れられない一日を過ごしてみてください。
Access
日高自動車道日高富川
Hours
Budget
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