
洋食屋 ふじ家
GALLERY
大阪・中央区に店を構える「洋食屋 ふじ家」は、1935年の創業から90年以上の歴史を持つ老舗洋食店。4代目シェフ・藤原哲也によって「Fujiya1935」として新たな世界観が打ち出され、季節の食材を主役に据えたコース料理を完全予約制で提供する、大阪を代表する一軒です。
四世代にわたる歩み
初代・藤原福松が米穀商の傍ら「五郎八屋」として開業したのが1935年。当時大阪でわずか2軒しかなかった名物「シチューうどん」は和洋折衷の味が評判を呼び、毎日大釜3杯が空になるほど繁盛しました。2代目は語学堪能な貿易商から料理人へ転身した異色の経歴の持ち主で、海外生活を経て帰国後に和食専門店「五郎八屋 東屋」を開き、1957年に屋号を「ふじ家」へと改めました。3代目・千也はホテル阪神洋食部で腕を磨き、独立後は本格洋食を気軽に楽しめる店として人気を博しました。そして4代目・藤原哲也が帰国を機に「Fujiya1935」としてリニューアル。多くの常連客の声に応えた父・千也も「洋食屋 ふじ家」を再開し、伝統の味と新しい世界観という2つの魅力が並び立つ関係となっています。
「季節を食べる」という哲学
都市に暮らしていると、季節の流れはつい見逃しがちになります。しかし野生の動物たちは本能で季節の移ろいを感じ取り、春には山菜を食べ、冬の間に蓄えた老廃物を体外へと流すように自然のリズムに従って生きています。Fujiya1935は、人間もまた自然の一部であるという視点から「季節を食べる」体験を通じてサスティナブルな循環を体感できる場を目指しています。食後にその記憶が心に刻まれ、やがてまた訪れる季節の中でふと蘇ることを願うという思想が、店の根幹を貫いています。
生産者とのつながりと「作りたて」へのこだわり
4代目シェフ・藤原哲也は「生産者の方々の存在なくしては成り立たない」と、食材を届ける生産者との直接的な関係性を大切にしています。その食材を、来店したゲストのために熱と香りが立つ「作りたて」の状態で届けたいというメッセージが、料理のあり方そのものを定義しています。メニューは季節の移ろいとともに内容が変わり、初夏のコースではジュンサイ、口細青ウナギ、トウモロコシ、天然アユ、サドルバック豚、ハマグリといった、その時季ならではの食材が登場します。コース料金は¥35,000で、一皿ごとに季節が表現された料理が続きます。
ご予約について
完全予約制で、毎朝10時に2ヶ月先の同日分までの受付を開始します(例:7月1日10時から9月1日分まで予約可能)。営業日が変更になる場合もあるため、予約前に公式サイトで営業日を確認することが推奨されています。
アクセス
地下鉄中央線・堺筋線「堺筋本町」駅7分、地下鉄中央線・谷町線「谷町四丁目」駅8分
営業時間
営業時間:18:30スタート、定休日:日曜日・第一月曜日・不定休
料金目安
¥35,000-(税込、初夏メニュー)※別途12%のサービス料
店舗詳細
- 価格帯
- $$$$$
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)
NEARBY
周辺のスポット(8件)















