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山脇山月堂
※写真はイメージです。

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岡山を代表するみやげ菓子「きびだんご」の老舗として全国にその名を知られる山脇山月堂。明治十四年(1881年)の創業から140年以上、岡山の菓子文化を牽引し続けてきた。桃太郎の舞台として名高い岡山を象徴する菓子を代々の技で作り続けており、単なるみやげ物店の枠をはるかに超えた歴史と品質を兼ね備えている。

皇帝陛下への献上が証明するきびだんごの格

山脇山月堂のきびだんごが特別視される最大の理由は、二度にわたる天皇陛下献上の実績にある。明治40年(1907年)に明治天皇陛下へ、昭和5年(1930年)には昭和天皇陛下へと献上されており、その品質が国の最高の場で認められてきた歴史を持つ。これは長年にわたって磨き続けてきた製法への真摯な姿勢が実証されてきた証でもある。

全国菓子大博覧会での輝かしい受賞歴

全国菓子大博覧会における受賞歴も、その実力を雄弁に物語る。きびだんごだけでも昭和27年(1952年)の第12回大会で1等賞金牌を受賞して以来、金賞牌・有功金賞・名誉大賞牌・総裁賞・名誉無鑑査賞と回を重ねるごとに高位の賞を獲得し続け、昭和52年(1977年)の第19回大会でも褒賞名誉金賞を受賞している。

受賞はきびだんごにとどまらない。「桃太郎伝説」は茶道裏千家家元による褒賞や全菓博栄誉大賞を獲得、「花香爐」は国務大臣経済企画庁長官賞、「くだもの王国」は裏千家家元(利休居士第15世)による茶道家元賞、「ちょこちょふ」は外務大臣賞、「調布」は全菓博会長賞、「マスちょふ」は金賞と、複数の商品が全国規模で評価されている。さらに「生きびだんご」は平成30年(2018年)の全国推奨観光土産品審査会で特別審査優秀賞を受賞した。

代表作きびだんごとバリエーション豊かな商品ラインナップ

山脇山月堂の顔はきびだんごだが、商品の幅は広い。「生きびだんご」「桃太郎伝説」「花香爐」「くだもの王国」「ちょこちょふ」「調布」「マスちょふ」「いちご大福」など、それぞれが全国大会で評価を受けた個性的な菓子が揃う。定番のきびだんごは2022年にパッケージをリニューアルしており、伝統を守りながら時代にあわせた変化も取り入れている。いちご大福は季節商品として展開されており、訪れる季節によって出会える菓子が変わるのも魅力のひとつだ。

伝統菓子店が仕掛ける新業態への挑戦

老舗ながら近年の展開は積極的だ。「大福屋 山月」「豆と餅 杜の街店」に続き、2024年には「PAPK by 豆と、お茶」と「うどん いりこのお出汁」という新業態の店舗を相次いでオープンした。うどん専門店という和菓子とは異なるジャンルへの挑戦は、岡山の食文化全体に向き合う姿勢を示している。「大福屋 山月」は2025年1月に移転も実施しており、グループ全体として変化を続けている。

岡山・倉敷・福山エリアに広がる取扱網

岡山地区にとどまらず、倉敷地区・岡山県北地区・福山地区・高速道路のサービスエリアなど、広範囲にわたる取扱店舗ネットワークを整備している。交通拠点でも入手しやすい体制が整っており、旅行者にとっても岡山みやげとして手に取りやすい。明治から昭和、そして令和へと140年以上にわたって積み重ねてきた受賞実績と歴史が、現在も岡山を代表する菓子ブランドとしての地位を支えている。

アクセス

JR岡山駅から徒歩約15分

営業時間

8:30〜17:00、定休日: 日曜日

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