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山里料理みたき園

山里料理みたき園

※写真はイメージです。

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鳥取県智頭町芦津の山あいに静かに佇む「山里料理みたき園」は、50年の歳月をかけて里山の時間を守り続けてきた予約制のコース料理店だ。山々の緑、川のせせらぎ、土のにおい——都会では忘れかけた「昔の日本のいなか」の空気に包まれながら、季節の山菜とジビエを主役にした手仕事の料理をゆっくりと味わえる。

「小さき花を、めでるように」という五十年の哲学

みたき園が大切にしてきたのは、「小さき花を、めでるように」という姿勢だ。急いでいると見逃してしまうような小さな山野草と同じように、掃除も下ごしらえも盛りつけも、こころと手を動かす。この姿勢が半世紀にわたって積み重なり、今も園内の花入れには山からのいただきものが絶やさず活けられている。

三つのコースで味わう山里の恵み

コース料理は「竹」「杉」「桧」の三種。すべて前日までの完全予約制で、智頭町芦津の山里の恵みを季節ごとに盛り込む。

竹(4,180円)は山菜を中心にしたベーシックなコース。山菜の三種盛り、手作り豆腐、手絞りのおからなど素朴な味付けの定番料理が並ぶ。

杉(6,600円)は山里の恵みをより深く堪能できるコース。みたき園特製の山椒味噌をつけた焼きたての魚、ニジマスのあらい、毎朝作るこんにゃくの田楽など、滋味溢れる品々が揃う。

桧(9,350円)は季節をまるごと味わう最上位コース。ジビエをはじめ、春の摘み草鍋、夏の氷豆腐、秋のきのこの雪鍋など、山里の彩りを目でも楽しめる。

料理には、きれいな水で育った山女魚(ヤマメ)をこんがり焼いたもの、刻んだわらびを入れたできたての特製豆腐、大きな鉄鍋で煮てさらに天日干しした干大根、小さなじゃがいもを無駄なく食べる地域の伝統食「ぽつ煮」なども登場する。こんにゃくは毎日手作りで、お土産処でも購入できる。

季節ごとの楽しみ

春は山菜が賑やかになり、桜の花の羊羹もコースに添えられる。夏は川沿いに設けられた川床席が人気を集め、涼やかな水音と共に食事が楽しめる。秋は紅葉が園内を染め上げ、みたき園がもっともみたき園らしくなる季節とされている。落ち葉を踏みながら園内を散歩すれば、季節を五感でまるごと味わえる。

営業は4月1日から12月第1日曜日まで。冬期は休業となるため、訪問前には公式サイトの営業カレンダーを確認しておきたい。

六つの食事処とカフェ

敷地内には母屋の「草屋」やテーブル席のある「かずら」をはじめ、個性の異なる計6つの食事処がある。川床席や赤毛氈(もうせん)のお席など、座る場所によって眺めも雰囲気も変わる。食後はカフェ「クインス」でまろやかな水出しコーヒーと新鮮たまごのプリンを。食事処とは一味違う静かな時間が流れる。敷地は川音を聞きながら15分ほどでゆるりと散歩できる広さで、料理の前後に自然をゆっくり歩いて回ることができる。

アクセスと訪問の心得

2023年4月以降、最寄りの智頭駅・恋山形駅からの路線バス・タクシーは廃止されており、基本的に車での来園が前提となる。鳥取空港・鳥取駅から車で1時間弱。姫路・神戸・大阪方面からは姫路鳥取道(無料区間)の智頭南インターチェンジを利用し、国道373号を経由して郷原の信号から芦津渓谷方面へ右折する。電車利用の場合は智頭駅まで新幹線とスーパーはくとを乗り継ぎ(姫路から約65分)、智頭駅周辺でレンタカーを借りるか、智頭町観光協会を通じた共助交通を事前に手配するとよい。ペット同伴での入園は不可。

アクセス

お車で鳥取空港・鳥取駅から約1時間、または新幹線で智頭駅まで(姫路から65分)→ レンタカー/共助交通利用。2023年4月より駅からの公共交通は廃止

営業時間

営業期間:4月1日〜12月第1日曜(冬期休業) 営業時間:10:30〜16:00(食事11:30〜14:00) 定休日:日・月・火(月により異なる)

料金目安

竹(山菜中心)4,180円 / 杉(山里の恵み)6,600円 / 桧(季節をまるごと)9,350円(税込)

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店舗詳細

価格帯
$$$
対応言語
日本語

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