
ヤマダベーカリー
GALLERY
昭和22年(1947年)、まだフランスパンが珍しかった時代に、京都・北白川の地でヤマダベーカリーは産声を上げた。志賀越道の街道集落として栄えた歴史ある一帯、比叡山をはじめとする山々と歴史的な寺社に囲まれたこの場所で、「残さずに、最後までおいしく食べてもらう」という創業以来の一貫した思いのもと、職人たちが毎日約100種ものパンを手づくりし続けている。
創業以来変わらない「最後までおいしい」という哲学
ヤマダベーカリーのパンづくりを貫く軸は、食べる人の顔を思い浮かべながら、一つひとつに「最後までおいしいストーリーを用意する」こと。全商品が無添加にこだわり、使用する素材は季節に合わせて目利きして厳選。余計なものを加えずに素材本来の味を引き出す姿勢は、創業から今も揺らいでいない。
5種の食パンで分かるヤマダの技術
同店の看板商品である食パンは、製法・素材・焼き方の違いで5種のラインナップがそろう。
ハイソフトはヤマダで一番人気の無添加食パン。水分を飛ばしすぎないよう高温で一気に焼き上げる独自製法により、パンの目がきめ細やかで少し粗め、なめらかな口どけとあっさりした味わいに仕上がる。そのまま食べても、サンドイッチにしてもパン本来のおいしさが際立つ。
ソフトフレッシュは卵・バター・生クリームという最高級素材を惜しみなく使い、5種のなかで最もやわらかな生地に仕上げた贅沢な一本。トーストすれば芳醇なバターの香りが広がる。
山食パンは火の通りをよくするための小型サイズで蓋をせずに焼き上げる山食スタイル。より軽い口あたりに仕上がり、朝食にとくに向く無添加の一品。
グルマンブレッドは厳選した小麦粉、フレッシュバター、ミネラル豊富な沖縄の塩と原材料・製法の両面にこだわった逸品。高温短時間で焼き上げたふんわりとした口どけが「グルマン(食通)」の名にふさわしい。
ハードトーストは低温でじっくり発酵させたフランスパンタイプの食パン。外皮はパリッ、中はサクッと軽い口あたりで、トーストするとバターの香りが口いっぱいに広がる。
ヤマダが提案する食パンの食べ方
店はレシピ提案も丁寧で、食パンの特性を活かした食べ方を3通り紹介している。トーストは5枚切り厚切りを使い、水分を残すために表面に軽く焼き目がつく程度が最適。フレンチトーストは4枚切りを卵・牛乳・砂糖・バニラエッセンスの卵液にじっくり浸して焼き上げ、パンの目が少し粗めのため浸透しやすくぷっくりふんわりに仕上がる。サンドイッチは6枚切りを使い、京都で定番のボリューム満点の厚焼き玉子との組み合わせをとくにすすめている。
食事から菓子・焼き菓子まで100種の品ぞろえ
食パン・食事パンにとどまらず、創業当時からの看板でもあるバケットやカンパーニュ ルヴァン、もっちりチャパタなどの食事パン、小倉あんぱん・クリームパン・動物パン・アップルパイなどの菓子パン、自家製ミンチカツドッグや自家製コロッケドッグ・ピロシキ・カスクードといった惣菜パン、さらにミックスサンド・フルーツサンド・ビフカツサンドなどのサンドイッチ、こだわりピーナツデニッシュ・アップル&レーズン・ハワイアンなどのデニッシュ、フィナンシェ・バターケーキ・ラスクの焼き菓子まで幅広くそろう。いずれも無添加・季節素材の厳選という軸を共有しており、「時には主役、時には名脇役として、パンのあるその場所が空気ごとおいしくなるように」という思いが一本筋として通っている。
アクセス
叡山電鉄線元田中駅から徒歩約10分
営業時間
6:00~16:00、定休日:毎週火曜日・水曜日
店舗詳細
- 決済方法
- 現金 / クレジット
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