
わかやま歴史館
GALLERY
和歌山城公園内に位置する「わかやま歴史館」は、城の歴史資料展示、VR映像体験、観光案内、お土産購入をひとつの施設で完結できる総合ガイダンス施設です。2階の歴史展示室と1階の観光関連施設で構成されており、初めて和歌山城を訪れる方にとって最初に立ち寄るべき拠点となっています。
VRで蘇る江戸の和歌山城
2階の目玉がシアタールーム「よみがえる和歌山城」です。戦災や火災によって多くの建築物が失われた史跡和歌山城において、江戸後期の天守閣をはじめ、本丸・二の丸・西の丸などの外観をVR(バーチャルリアリティ)技術で細部まで再現し、ワイドスクリーンに映し出します。現在の城跡では想像するほかない往時の威容を、映像として体感できる貴重な機会です。
紀州の歴史を紐解く展示コーナー
歴史展示室では、紀州徳川家伝来の金印が展示の序章を飾ります。江戸後期に紀州徳川家で実際に使用されたこの黄金色の金属製の印は、西日本の監視役を担った紀州藩の歴史文化を象徴する一品です。続く「わかやまの歴史絵巻」では、和歌山城が築かれる以前の雑賀の時代から、豊臣秀吉による紀州平定と和歌山築城、そして紀州藩の成立へと至る流れを、絵図・古文書・出土遺物を通じて読み解けます。文字資料と物質資料を組み合わせた構成が、城下町の変遷を多角的に伝えます。
養翠園茶室「実際庵」の再現
展示室の一角には、十代藩主徳川治宝(はるとみ)が造営した大名庭園「養翠園」の茶室「実際庵(じっさいあん)」が忠実に再現されています。養翠亭の一角に設けられていたこの茶室は、風雅を極めた江戸期の美意識を今に伝えるもので、大名文化の空間的な雰囲気を館内で直接感じられる展示となっています。
和歌山が生んだ5人の偉人
「わかやま人物探訪」コーナーでは、近・現代において各分野の発展に貢献した市出身の偉人・先人5名を紹介しています。政治家の陸奥宗光、学者の南方熊楠、画家の川端龍子、経済人の松下幸之助、小説家の有吉佐和子。それぞれ異なる分野で日本を代表する功績を残した人物たちであり、和歌山という土地が育んだ知的・文化的な厚みを改めて実感できるコーナーです。
触れる天守閣模型と1Fの観光施設
歴史展示室には、みんなにやさしい和歌山をつくる会および和歌山南ロータリークラブから寄贈された和歌山城天守閣の模型が設置されており、スタッフに声をかければ実際に触れることができます。視覚だけでなく触覚からも城の形を知れる工夫は、子どもから大人まで幅広い世代に向けたものです。
1階には和歌山市観光土産品センターと和歌山市観光案内所が併設されており、市内各所への観光情報収集や和歌山の土産品購入も可能です。入場料は2階歴史展示室が大人100円・小中学生無料と低廉で、和歌山城天守閣との共通入場券も用意されているため、城全体をまとめて巡る際の起点として効率よく活用できます。
アクセス
JR和歌山駅またはJR南海和歌山市駅からバスで「市役所前」下車
営業時間
【歴史展示室】9:00〜17:30(入場は17:00まで)、定休日: 12月29〜31日 【観光土産品センター・観光案内所】3〜11月 9:00〜18:00、12〜3月 9:00〜17:00
料金目安
歴史展示室入場料:大人(高校生含む)100円、小中学生無料
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店舗詳細
- 価格帯
- $
- 対応言語
- 日本語
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