
梅乃葉
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山口県萩市須佐。日本海に面したこの小さな港町に、「わざわざ来る、その理由がある」という言葉で知られる剣先イカ専門店「梅乃葉」がある。昭和25年(1950年)創業、3代目店長が守り続ける須佐ならではの海ご飯は、遠方からも客が足を運ぶ一軒だ。
須佐男命いか——ブランドを冠した剣先イカ
梅乃葉が提供するのは、地元で「須佐男命いか」と呼ばれる須佐産の剣先イカ。この海域で水揚げされる剣先イカは独自のブランド名を持つほどで、同店の料理の核となっている。毎日サイト上に公開される活イカ入荷情報は、鮮度へのこだわりを端的に示す。入荷量は日によって異なり、「極少量入荷」の日もあれば、まとまって入る日もある。この不確かさこそが、生きたまま扱う活イカ料理の証でもある。
看板料理——活き造りと霜造り
メニューの軸となるのは、活きたままのイカを使った活き造りと、熱湯にさっとくぐらせて身を白く咲かせる霜造り。いずれも新鮮な剣先イカでなければ成立しない調理法だ。そのほか、日本海の海の幸をのせた海鮮丼も提供しており、イカ以外の魚介も楽しめる構成になっている。
1日3時間の営業——鮮度が決める開店スタイル
営業時間は11時から14時までの3時間のみ。活イカの入荷状況に合わせた柔軟な運営を実現するための形態で、その日の食材が尽きれば終了となる。繁忙期には待ち時間が発生するほどの人気があり、公式サイトでは予約や活イカの取り置きについて事前確認を促している。
全国へ届く味——DEAN & DELUCAで販売される「まかない丼のたれ」
店の味は須佐にとどまらず、セレクトショップ「DEAN & DELUCA」でも梅乃葉の「まかない丼のたれ」が取り扱われている。現地に来られない人へ、店のこだわりが瓶詰めで届けられているのは、梅乃葉の料理がいかに支持されているかを物語る。
アクセスと周辺
須佐駅の隣に店を構え、電車でのアクセスも可能。公式サイトには「須佐はやや不便な立地ですが、お越しになる際の道のりも風光明媚な景色が広がります」と記されており、目的地へ向かう道中の車窓も旅の一部として楽しめる立地だ。カーナビ利用時は住所または須佐駅を設定するとわかりやすい。創業から70余年、「何もない須佐だからこそ」という言葉とともに、この地でしか食べられない海ご飯を提供し続けている。
アクセス
須佐駅隣接
営業時間
11:00〜14:00
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