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月讀神社

月讀神社

※写真はイメージです。

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壱岐島の深い桧林の中に鎮座する月讀神社は、月の神・月讀尊(つくよみのみこと)を祀る日本最古の神社として知られ、「神道発祥の地」に根ざす神聖な空気をまとう場所です。壱岐七社のひとつに数えられるこの社は、島の信仰を長い年月にわたり支えてきた精神的な拠り所でもあります。

日本各地の月讀神社を統べる本宮

「月讀」の名を冠した神社は日本各地に存在します。三重県・伊勢神宮内宮の月讀神社、同外宮の月夜見神社、京都府・松尾大社の傍らに立つ月讀神社がよく知られていますが、壱岐の月讀神社はそれらすべての本宮にあたります。各地に広まった月の神信仰の源流がこの島にある、という事実は、壱岐が古代から神々の住まう特別な地として認識されてきたことを物語っています。

鬱蒼たる桧林の参道が生む神秘的なたたずまい

県道に面した鳥居をくぐると、桧林の中を急な石段の参道が続きます。木々が空を覆い、昼なお暗い森の中を一歩ずつ登るにつれ、日常から切り離されるような感覚が募ります。この「鬱蒼として昼なお暗く、神秘的なたたずまい」は、訪れた人が一様に語る月讀神社の特徴です。荘厳な自然そのものが参拝者を迎え、神々への畏敬の念を自然と呼び起こす空間が整っています。

壱岐神楽と年間の祭典

月讀神社は壱岐神楽の奉納地としても知られています。壱岐固有の伝統芸能である壱岐神楽が奉納されるこの地は、芸能と信仰が交わる場所でもあります。

年間の主な祭典は以下のとおりです。

  • 月次祭(つきなみさい) — 毎月1日・15日に斎行される月ごとの祭典
  • 歳旦祭 — 1月1日、新年最初の祭典
  • 例大祭・大神楽・御神幸祭 — 旧暦9月23日に行われる年間最大の祭典
  • 除夜祭・大祓い式 — 12月31日、一年の穢れを祓い新年を迎える儀式

毎月の月次祭から年越しの大祓いまで、年間を通じて厚い信仰に支えられた祭祀が続きます。

祈願・お祓い・御護・御札

月讀神社では祈願やお祓い、御護・御札の授与が行われており、参拝はもちろん、特定の願いを持って訪れる信仰者も多く見受けられます。神々を敬い、畏敬の念を大切にした参拝が重んじられる社風のもと、日常から離れた静謐な境内で手を合わせる時間は、壱岐の旅に深みを与えてくれるでしょう。

アクセス

長崎県壱岐市芦辺町国分東触464。県道に面した鳥居から参道あり

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