
丹波立杭焼 窯元 丹誠窯
GALLERY
丹波篠山市の陶芸の里に工房を構える丹誠窯は、1897年(明治30年)の創業以来、百十余年にわたって丹波焼の伝統を守り続けてきた窯元です。丹波焼窯元郡のなかで唯一、慶長十六年頃に導入された「登り窯」の技法を今日も継承しており、その一点だけでもこの窯の特別な立ち位置が伝わります。
丹波で唯一、登り窯を守る窯元
丹誠窯では薪松割木のみを燃料として使い、すべての作品を「焼締」で仕上げます。釉薬を一切使わずに焼き締めるため、土の素地が直接炎と向き合い、自然な色合いと味わい深い風合いが生まれます。釉薬を使った作品とはまた異なる良さが宿るのが焼締の魅力であり、丹誠窯はその表現を登り窯という伝統の手法で追い続けています。「自然の窯変を追求する」という姿勢が、ひとつとして同じにならない作品の個性を生み出しています。
三代目伝統工芸士が紡ぐ器
現当主は丹波立杭焼伝統工芸士・大西誠一氏。三代にわたって受け継がれてきた技と感性が、日常の食卓に寄り添う器に宿ります。杯・皿・椀・香炉・花生けなど、生活のさまざまな場面に対応したラインアップを展開しており、「料理があって器が生き、器があって料理も生きる」という言葉が示すとおり、料理と器が互いを引き立て合う関係を大切にしています。普段づかいだからこそこだわりたい——そんな哲学が、一点一点に静かに息づいています。
陶芸体験で焼き物の世界へ
窯元では陶芸体験教室も開催しており、ご家族連れ・友人グループ・カップル・おひとり様と、幅広い形態での参加が可能です。小さなお子様からご年配の方まで受け入れており、丹波の土と向き合いながら自分だけの一点ものを作ることができます。実際に稼働している窯元を訪ねながら作陶を体験できる環境は、この場所ならではの醍醐味です。
丹波焼陶器まつりと窯元めぐり
丹波篠山では毎年秋に「丹波焼陶器まつり 秋の郷めぐり」が開催されます(第46回は2023年10月5日〜22日のロングラン開催)。窯元が軒を連ねる陶芸の里でのイベントで、丹誠窯もその舞台のひとつです。オンラインショップも展開しているため、現地への訪問が難しい場合でも作品との出会いを楽しめます。
アクセス
JR福知山線「相野」駅下車、清水行きバス約10分、立杭南口下車。車:舞鶴若狭自動車道三田西IC約15分
営業時間
9:00~17:00
料金目安
1,000円~5,000円
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店舗詳細
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