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竹生島宝厳寺

竹生島宝厳寺

※写真はイメージです。

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琵琶湖に浮かぶ竹生島は、周囲2キロに満たない小島でありながら、日本有数の弁才天信仰の聖地として1300年の歴史を刻んでいます。宝厳寺は西国三十三所巡礼の第三十番札所として知られ、2019年に日本遺産に認定された「1300年つづく日本の終活の旅~西国三十三所観音巡礼~」の重要な一寺です。

天照皇大神のお告げから始まった創建

宝厳寺の起源は神亀元年(724年)にさかのぼります。聖武天皇の夢枕に天照皇大神が立ち、「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」とお告げになったと伝わります。天皇はただちに僧行基を勅使として遣わし、堂塔を開基させました。国家の安泰と民の豊かさを祈願して生まれたこの寺は、以来1300年にわたり弁才天の聖地として人々の信仰を集め続けています。

国宝「唐門」と重要文化財の建造物

境内でとりわけ目を引くのが、国宝に指定された「唐門」です。また「観音堂」「舟廊下」は重要文化財として保護されています。これらの建造物は平成25年(2013年)より保存修理事業が進められており、日本の建築史上きわめて重要な遺構として丁寧に後世へ受け継がれています。現地では360度VRコンテンツで境内各所をバーチャルに体験することもでき、修理期間中でも見どころを把握しやすい工夫がされています。

秘仏の御開扉と宝物殿

観音堂に祀られた本尊は「秘仏」として普段は非公開とされており、特別な機会にのみ拝観できます。開創千三百年を記念して2024年10月には秘仏御開扉が行われるなど、節目に合わせた特別公開は信仰者・歴史愛好家を問わず注目を集めます。宝物殿(大人300円、小人250円)では、寺院に伝わる貴重な寺宝を間近に見学できます。

湖上を渡る参詣路

宝厳寺へのアクセスは、長浜港・彦根港・今津港のいずれかから汽船で約25〜40分。長浜港・今津港からは琵琶湖汽船、彦根港からはオーミマリンが運航しており、各港には駐車場も設けられています。拝観・納経時間は9時30分〜16時30分(観光船就航時間に基づく)。入島には乗船料とは別に入島料が必要です(詳細は竹生島奉賛会へ要問い合わせ)。大きな湖を船で渡るという行程そのものが、日常から切り離された独特の参詣体験を生み出しています。

ご祈祷・年間行事

ご祈祷はお宮参りや厄除け・方位除けなど各種を随時受け付けており、「辯天様の幸せ願いダルマ」の授与も行っています。年間行事のなかでも、蓮華会と天女ご縁日はとりわけ大きな催しとして知られており、信仰の場としての賑わいを年間を通じて保っています。

アクセス

長浜・彦根・今津の各港より汽船約25分~40分。各港に駐車場あり(30~100台程度)

営業時間

9:30~16:30(観光船就航時間に基づく)

料金目安

宝物殿拝観料:大人300円、小人250円

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