
多賀城市埋蔵文化財調査センター展示室
GALLERY
奈良・平安時代、東北の政治と軍事を一手に担った多賀城。その拠点がどのような都市の姿をしていたのかを、実際の発掘成果をもとに体感できる施設が、多賀城市文化センター内にある埋蔵文化財調査センター展示室です。観覧料は無料(特別展は有料となる場合あり)で、気軽に立ち寄れる歴史の入り口となっています。
「城下」という古代都市の実像
多賀城の南側には、道路によって整然と区画された大規模なまち並みが広がっていました。平安時代の文献資料に「城下」と記されたこのエリアは、当時の地方都市として十分な規模を誇っており、単なる軍事施設の周辺集落ではなく、計画的に設計された都市空間だったことがわかっています。常設展「古代都市多賀城」は、こうした都市の実像を発掘出土品を通じて丁寧に読み解く展示です。
5つのコーナーで通史をたどる
展示は5つのコーナーで構成されており、多賀城市の歴史年表と遺跡地図から始まり、縄文時代・古墳時代、奈良・平安時代、鎌倉・室町・江戸時代と時代を追って進んでいきます。さらに「食生活と土器の変化」をテーマにしたコーナーでは、出土した土器の変遷を通じて人々の暮らしの移ろいを視覚的に確認できます。縄文から江戸まで、この土地に堆積した長い時間を一続きの物語として追えるのが、この展示室の大きな魅力です。
古代人の日常に迫るテーマ展示
特に印象的なのが「農家の一年」「馬・牛のいる暮らし」という二部構成のテーマ展示です。政治・軍事の拠点という側面だけでなく、そこで実際に暮らした人々が季節ごとにどのような農作業をこなし、家畜とどのような関係を結んでいたかを具体的に示しており、古代の日常生活が身近に感じられます。
速報展・企画展で最新の発掘成果も
常設展に加え、速報展や企画展が定期的に開催され、現在進行中の発掘調査の成果や特定テーマを掘り下げた展示も楽しめます。訪問のタイミングによって異なる展示に出会える可能性があるため、繰り返し訪れる価値のある施設です。多賀城史跡を訪れる際には、ここで先に展示を見てから現地を歩くと、遺構の理解がより深まるでしょう。
アクセス
多賀城市文化センター内(宮城県多賀城市中央2丁目27-1)。最寄駅は記載なし。
営業時間
09:00~16:30、定休日: 月曜(祝日を除く)、祝日の翌日(日祝除く)、年末年始(12/28-1/4)
料金目安
無料(特別展開催時は有料の場合あります)
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店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
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