
鮨はやし
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福島県相馬市中村に店を構える「鮨はやし」は、父の代から43年間続いた「きぶん」の暖簾を下ろし、装いも新たに開いた本格江戸前鮨の店だ。先代から受け継いだ技術と精神を土台に、店主・林真弘氏が東京での修行で磨き上げた感覚を融合させた一軒。地方都市でありながら東京の名店に引けを取らない鮨を追い求める、その姿勢が評判を呼んでいる。
「仕込み」こそ江戸前の真髄
鮨はやしが徹底するのは、握りの技術だけではない。魚を最高の状態で届けるための「仕込み」だ。塩漬け・酢締め・蒸し・煮・漬け込みなど、一尾ごとに適した工程を丁寧に施す。仕込む時間、煮詰めの甘さ、シャリとのバランス、酢の量、シャリの大きさ——すべてが緻密に計算されており、この積み重ねが「握ったときの一体感と味わいのバランス」を生む。林氏は「父親から学んだ技術に甘んじることなく研究を重ね努力する」と語っており、その言葉どおり、一貫一貫に思想が宿る。
全国から集う天然素材、地元原釜港との直結
食材は天然物にこだわり、仕入れ先は相馬原釜漁港・東京豊洲・北海道・京都・九州と多岐にわたる。相馬市内では容易に出会えない希少な魚や野菜、日本酒が揃い、季節ごとに顔ぶれが変わる。地元漁港から直結する鮮度感と、豊洲・北海道から届く日本各地の精鋭が一つのカウンターに並ぶのが、この店ならではの醍醐味だ。
1月限定、幻の「ぶどう海老」を逃さない
鮨はやしを語るうえで外せないのが、1月に地元・原釜港で水揚げされる「ぶどう海老」だ。海老の中でも特に希少とされる品種で、一般の流通には滅多に乗らない。その濃厚な甘さは、他の海老とは一線を画す。ぶどう海老が旬を迎える1月、この一貫のためだけに訪れる客がいるほどの存在感を持つ。旬のネタの入荷状況はInstagramで随時更新されるため、事前に確認してから予約するのがおすすめだ。
カウンター・個室・貸し切りと幅広い空間
店内は全30席。板前との対話を楽しめるカウンター8席、グループ利用に向いたテーブル6人掛け2テーブル、そして個室10席という構成だ。誕生日や接待など特別な席には貸し切りの相談も受け付けている。ランチは11:30から、ディナーは18:00からの営業で、夜は予約制。予約は前日17:00までを目安に電話またはWebから受け付けている。駐車場は12台分あり、常磐自動車道・相馬ICから約6分というアクセスも利便性が高い。
アクセス
常磐自動車道・相馬IC約6分(複数方面から利用可)、住所: 福島県相馬市中村字塚田15番地
営業時間
昼: 11:30〜14:00(LO 13:30) 夜: 18:00〜22:00(LO 21:30)※予約制 定休日: 月曜・第2第4火曜
店舗詳細
- 個室
- あり
- 対応言語
- 日本語
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