
旬彩和食 今
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名古屋市緑区鳴海町細根、名鉄有松駅から徒歩圏内に佇む「旬彩和食 今(しゅんさいわしょく こん)」。昭和49年(1974年)の創業から半世紀以上、大切な人との時間をともに刻んできた懐石料理の名店です。江戸末期の古民家が醸し出す凛とした空気の中で、先代から受け継いだ味と心意気が、今も変わらず息づいています。
築二百年の古民家が紡ぐ、歴史ある空間
旬彩和食 今のルーツは昭和49年(1974年)、先代・今日出夫氏が名古屋市緑区曽根で「天ぷらの今(こん)」を開業したことに遡ります。平成9年(1997年)に現在の鳴海町細根の地へと移り、「おしょくじ處 今」として日本料理店に転身。そして令和7年(2025年)3月20日、「旬彩和食 今」として新たな名のもと歩みを始め、現在に至ります。
最大の特徴は、江戸末期と明治初期の建物をそれぞれ移築した、築二百年にもなる古民家の店内です。太い梁、磨き込まれた木の柱、年月が染み込んだ土壁——訪れた瞬間から、日常の喧騒とは切り離された静謐な世界へと迷い込む感覚を覚えます。単なる飲食店の内装ではなく、職人たちが積み上げてきた建築の美と知恵が凝縮した、生きた文化財のような空間です。店主は「食事だけでなく、空間そのものも愉しんでいただければ」と語っており、料理が運ばれる前から、すでに非日常の体験が始まっています。
同敷地内には、二代目が平成17年(2005年)に開業した「日本料理 小や町(にほんりょうり こやまち)」も営業しており、兄弟二人三脚で二店舗を切り盛りしています。旬彩和食 今が先代の味を忠実に守る一方、小や町は温故知新の精神で伝統に創作性を加えるというスタンスの違いがあり、二店が同じ敷地に並ぶ光景は、この場所ならではの個性です。
名代「手造り半ぺい」と旬を映す懐石の一皿
旬彩和食 今を訪れたなら、必ずいただきたいのが名代「手造り半ぺい」です。先代が考案し、変わらぬ製法で作り続けてきたこの一品は、魚のすり身に小エビを忍ばせるなど、複数の食材を絶妙な加減で合わせ、低温でじっくりと揚げることで仕上げます。外は薄くカリッとしながら、内側はふんわりと空気を含んだような軽やかな食感——揚げ物でありながら重さがなく、口の中でとろけるように広がる風味は、一度食べたら忘れられません。両店舗でそれぞれ毎朝手作りされており、その日の分だけを丁寧に仕込む姿勢が、長年愛されてきた理由を物語っています。
懐石料理全体は、「旬彩」の名の通り、季節の食材を主役にした構成が基本です。前菜から椀物、向付、焼き物、蒸し物、食事、水菓子へと続く一連の流れは、食材の変化と季節の移ろいを表現するものでもあり、料理が運ばれるたびに新しい発見があります。先代から受け継いだ「伝統と味を忠実に守る」というコンセプトが、一皿一皿に丁寧に落とし込まれており、素材本来の旨みを引き出す和食の技とともに、その時節でしか出会えない味わいが卓上に広がります。
人生の節目を彩る個室と、心からのおもてなし
旬彩和食 今は、接待・顔合わせ・記念日・お祝いといった、人生の大切なシーンにふさわしい空間として多くの方に選ばれています。お食い初め、長寿のお祝い(還暦・古希・喜寿・米寿など)、結納・婚約の顔合わせ、誕生日、昇進祝いなど、おめでたい席から格式ある接待の場まで、幅広い用途に対応しています。
古民家の静かな個室でいただく懐石料理は、ただ「美味しい食事」を超えて、場の雰囲気や会話、相手との時間を豊かにしてくれます。格式がありながらも堅苦しさがなく、家族連れからビジネスシーンまで、幅広い年代が自然体で過ごせる居心地の良さが、リピーターを生み続けている理由の一つです。大人数でのご宴会にも対応しており、心からのおもてなしで大事なお席に華を添えてくれます。
グループの人数や好みに応じて、同敷地内の「日本料理 小や町」との使い分けを相談してみるのも良いでしょう。先代の味を守る今と、創作性を加えた小や町——二つの店が一つの敷地に並ぶ構成は、それぞれの個性を活かしながら、来訪者のさまざまなニーズに応えています。
予約・営業情報とアクセスガイド
予約は電話のみで受け付けています(WEB予約は2025年10月24日をもって終了)。電話受付時間は午前9時45分から午後1時30分、および午後5時15分から午後9時30分です。予約の際は「ホームページを見た」と伝えるとスムーズに案内してもらえます。
電話番号は052-624-1905。住所は愛知県名古屋市緑区鳴海町細根16-7(郵便番号458-0827)。営業時間は昼が11時30分から14時30分(ラストオーダー13時30分)、夜が17時30分から22時30分(ラストオーダー21時30分)。定休日は水曜日と木曜日ですが、詳細は公式サイトの年間カレンダーで確認するのが確実です。
アクセスは、名鉄名古屋本線「有松駅」2番出口より徒歩約12分。車でのご来店には、旬彩和食 今と日本料理 小や町の2店舗共通の無料駐車場が利用できます。台数に限りがあるため、複数人で来店する場合は乗り合わせが推奨されています。なお、2026年1月30日をもって無料送迎サービスは終了しており、現在は車または公共交通機関でのアクセスが基本となります。
周辺の観光スポット〜有松・鳴海エリアを味わう
旬彩和食 今が位置する名古屋市緑区鳴海町のエリアは、有松絞り(有松・鳴海絞)の産地として全国的に知られる有松地区と隣接しています。江戸時代から続く伝統工芸「有松絞り」の産地として栄えた有松の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、白壁と格子窓が連なる風景は名古屋近郊でも特別な趣を持つ観光スポットです。
有松駅周辺には「有松・鳴海絞会館」があり、絞り染めの歴史や技法を実物の展示を通じて紹介しています。旬彩和食 今での食事と合わせて、午前中に有松の町歩きと絞り文化の見学を楽しみ、昼食や夜の懐石料理へと続けるプランは、名古屋観光の充実したコースとして多くの方に選ばれています。
また、有松駅は名古屋駅から名鉄で30分前後とアクセスしやすく、旅行者にとっても立ち寄りやすい立地です。名古屋城や熱田神宮などの主要観光地との組み合わせも容易で、日本の伝統文化を一日かけてじっくりと味わう旅程の締めくくりに、旬彩和食 今での懐石料理を選ぶ旅人も少なくありません。歴史的な建造物の中で味わう、季節の食材を活かした懐石料理——それはただの食事ではなく、日本文化の深みに触れる体験そのものです。
アクセス
名鉄名古屋本線「有松駅」2番出口より徒歩12分
営業時間
11:30~14:30(L.O. 13:30)/ 17:30~22:30(L.O. 21:30)、定休日: 水曜日・木曜日
店舗詳細
- 個室
- あり
- 対応言語
- 日本語
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