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佐野市立図書館

佐野市立図書館

※写真はイメージです。

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栃木県佐野市では、佐野館・田沼館・葛生館の3館体制で図書館サービスを提供している。市内各地の利用者がそれぞれの館を拠点として使えるだけでなく、3館共通のイベントや告知も充実しており、どの館に行っても同じ情報にアクセスできる体制が整っている。運営は指定管理者の株式会社図書館流通センターが担う。

誰でも読みやすい本が並ぶ「りんごの棚」

2026年4月から3館共通で設置されたのが「りんごの棚」だ。大活字本やLLブック(やさしい言葉・大きな文字・わかりやすいレイアウトで構成された本)、点字つきさわる絵本など、"読みやすい本"だけを集めたコーナーで、視覚障害のある利用者や、通常の文字サイズでは読みにくさを感じる方が本と出会える場として機能している。名前のとおり親しみやすい雰囲気のコーナーで、誰でも気軽に手に取れる。

夏休みに集中する学習支援プログラム

佐野市図書館が力を入れているのが、小学生を主な対象とした夏休みの学習支援イベントだ。

佐野館では7月26日(日)に「読書感想文書き方教室」を開催。2階視聴覚室で2時間以上かけて、感想文の書き方をわかりやすく解説するプログラムで、定員は20組。同じく佐野館では8月2日(日)に「やってみよう!調べ学習」を実施し、テーマの決め方から資料の探し方・情報の整理・レポートのまとめ方まで、調べ学習の一連の流れを1時間かけて丁寧に学べる。

葛生図書館では7月18日(土)に「こども一日司書体験」を実施(小学4〜6年生対象、定員2名)。図書館の裏側を体験的に学べる機会として、毎回定員が少なく受付開始直後に埋まることも多い。

おはなし会・感想画・ボードゲームと多彩な子どもの居場所

3館いずれでも定期的におはなし会を開催しており、前期・後期のカレンダーが公式サイトで公開されている。読み聞かせを通じて本への親しみを育てるプログラムで、乳幼児から小学生まで幅広い年齢が対象となる。

8月1日〜9月13日には読書感想画の作品を募集し、10月24日〜11月15日にかけて佐野市図書館内で展示する企画も展開。本の感想を絵で表現するという取り組みで、読書体験を別の形でアウトプットする機会となっている。

田沼図書館では8月8日(土)にボードゲームイベントを開催予定で、定員20名・参加費無料で気軽に楽しめる場を用意している。図書館が単なる「本を借りる場所」にとどまらない姿勢がうかがえる。

地域の文化・研究と連携した企画展示

佐野館では、国指定重要文化財であるエラスムス像(佐野カルタにも「貨狄さま」として登場)をテーマにしたパネル展示を実施。エラスムス像研究会の調査内容や最新知見を公開し、来場者の疑問に答えるミニ解説のほか、小学生の自由研究の相談にも対応するという、地域の文化財研究と図書館が連携したユニークな企画だ。

葛生図書館は近隣の吉澤記念美術館と合同で夏休みおはなし会「むかしむかしのそのむかし〜絵の中の古い時代〜」を8月1日(土)に実施(会場:吉澤記念美術館 交流センター)。美術館の空間を活かした読み聞かせ体験は、図書館単独では生まれにくい体験だ。

佐野館では点字の読み方や点字つき図書に関する展示「点字を読んでみよう」も7月23日〜8月25日に開催し、佐野点訳サークルこばと会が協力している。

情報発信:図書館だよりと公式インスタグラム

2025年3月から公式インスタグラムを開設し、イベントや展示の最新情報を発信している。また毎月発行される「図書館だより」では各館のイベント情報をまとめて確認でき、公式サイトからバックナンバーも閲覧可能だ。来館前に情報を把握しやすい環境が整っており、使いたいイベントを逃さずキャッチできる。

アクセス

栃木県佐野市大蔵町2977

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