
さいたま水族館
GALLERY
羽生水郷公園の豊かな自然に囲まれた「さいたま水族館」は、海の生き物ではなく淡水魚に特化した異色の水族館だ。川や湖に息づく水生生物の世界を間近で観察しながら、生態や保全についての知識を深められる場として、家族連れから学校の課外学習まで幅広い層に親しまれている。
60年越しの「発見」――奇跡の希少魚ムサシトミヨ
この水族館がいま特に注目を集めているのが、希少淡水魚「ムサシトミヨ」の展示だ。この小さな魚は長らく学術上「存在しない」とされてきた――つまり正式な種として学界に認定されていなかった。しかし2026年、実に60年を経てついに新種として正式に記載されるという快挙が達成された。その生きた証人がここさいたま水族館で泳いでいる。単なる珍しい魚という話にとどまらず、絶滅危惧種の保護と学術研究の最前線に立つ施設としての存在感は、類似施設には代えがたいものだ。
古代魚の迫力――チョウザメの餌やり解説
ムサシトミヨの繊細さとは対照的に、水槽を悠然と泳ぐチョウザメの存在感は圧倒的だ。古代魚の面影を残すこの大型淡水魚は、飼育スタッフによる専門解説付きの「チョウザメの餌やり解説」イベントで間近に接することができる(事前申込不要)。スタッフから直接飼育の知識を聞ける機会として、子どもはもちろん大人にも好評なプログラムだ。
特別企画展「でんじゃらすすいぞくかん」(〜2026年8月31日)
2026年2月28日から8月31日まで開催中の特別企画展のテーマは「その生き物、危なくないですか?」。危険な特性を持つ生き物の特徴と、そのリスクへの向き合い方を学べる展示構成で、事前申込不要で入館できる。生き物への恐怖を煽るのではなく、正しい知識として理解を促すアプローチが特徴的で、子どもから大人まで楽しめる企画となっている。
夜の公園で学ぶ――ナイトキッズスクール
年間を通じた教育プログラムの中でも特別な位置づけを持つのが「ナイトキッズスクール」だ。2026年度の開催も告知されており、夜の水族館・公園環境という非日常の舞台の中で自然や生き物への理解を深める体験型プログラムは、通常の見学とは一線を画す。学校の課外学習としても、家族での特別な夜の外出としても活用できる。
羽生水郷公園と合わせた一日プラン
水族館に隣接する羽生水郷公園は常時開放されており、水族館の休館日でも敷地内を散策できる。園内のバーベキュー広場を利用すれば、水族館見学とアウトドアレクリエーションをまとめて楽しむ一日コースとして計画しやすい。団体利用にも対応しており、遠足・校外学習の行き先としても選ばれている施設だ。なお施設の長期的な維持を支える「P&A募金(Park & Aquarium募金)」も受け付けており、来場者が施設の未来に直接関われる仕組みも整っている。
アクセス
埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1
営業時間
9:30~17:00(12月、1月は9:30~16:30)
料金目安
1,000円~1,500円
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店舗詳細
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