
パンと暮らし ぷくぷく亭
GALLERY
奈良・大和西大寺エリアに店を構える「パンと暮らし ぷくぷく亭」は、天然酵母パン専門店でありながら、ゼロウエストな暮らしを体現する場所であり、生産者・消費者・スタッフが共に「発酵」していくコミュニティでもある。店名の「ぷくぷく」は自家製酵母が発酵する音をイメージしており、「パン屋 福笑」の「福(ふく)」から着想を得た造語だ。
店名に込められた「発酵」の思想
店守・妹尾秀美さんは「パン屋 福笑」「bakery+ arinomamma」を経て、2026年5月に現在の屋号へと辿り着いた。その道のりは、妊娠・出産を挟みながら自分自身と向き合い続けた約4年間の結晶だ。「発酵するのはパンだけではなく、そこに集う人々も」——この言葉がぷくぷく亭の核心をよく表している。製造量の増加や家族・スタッフの増加で疲弊した日々から「このやり方では持続不可能」と白旗をあげ、次へ向かう覚悟で屋号を刷新した。パンを通してHappy&Smileをお届けするという開業当初からの想いは変わらず、その先に「発酵するコミュニティ」という新しいビジョンが加わった。
自家製天然酵母と素材のありのまんま
パン作りの基軸は「素材のありのまんまの美味しさ」と「自然のありのまんまのエネルギー」を届けること。そのために自家製天然酵母にこだわり続ける。ラインナップは多彩で、レーズン酵母のシュトレン・奈良シュトレン、夏の贈り物にもなる「パン・デ・ピス」、メロンパン、食パン、酵母スコーン、サンドイッチなどが揃う。ジェラートも提供されており、パン以外の楽しみもある。「一升パン」はオンラインショップからも注文が可能で、遠方からでも取り寄せることができる。
ゼロウエストと地域循環
「生活から一歩ずつプラスチックを卒業し、循環に根差したライフスタイルを提供する」——これがぷくぷく亭のもう一つの軸だ。プラスチックフリー・ゴミゼロを目指し、くらしを彩るものをゴミが出ない形で届けることにコミットしている。さらに「発酵する地域循環」を掲げ、奈良の生産者・事業者・消費者を応援しながら地域活性を促す。「顔が浮かぶ暮らし」というビジョンは、手間暇かけて作られたものを使うとき、その生産者の顔が思い浮かぶような豊かな日常を目指すものだ。
コミュニティとしての「場」
ぷくぷく亭は「失敗はない、失敗は実験結果の一つ」という姿勢で運営される。反省・検証・改善を繰り返しながら、目指す未来へ着実に進む。スタッフ募集も行っており、「おうえん定期便」という仕組みでファンと継続的なつながりを築いている。単なるパン販売の場ではなく、生産者・消費者・スタッフの自己実現を応援し、互いの個性を活かし合いながら「新しく美味しい、面白いモノ・コト」を生み出すコミュニティへと成長し続けている。
アクセス
大和西大寺駅から徒歩10分(駐車場有)
営業時間
9:00~16:00(パンがなくなり次第閉店)、定休日: 日曜・月曜・火曜+不定休
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語
RELATED SPOTS
関連するスポット(8件)
NEARBY
周辺のスポット(8件)

















