
Pain de Singe
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大阪・堺市西区の津久野を拠点に2012年に創業した「Pain de Singe(パンドサンジュ)」は、SNSやメディアで話題を集めた「とびばこパン」を生んだベーカリーだ。職人がひとつひとつ手作りで焼き上げるパンは、子どもたちの好奇心や笑顔をテーマに据えており、食卓に置くだけで顔がほころぶような存在感を持つ。個人向けの店頭販売から、ホテル・商業施設向けの業務用冷凍パン供給まで手がける、地域に根ざした多面的なパン屋だ。
とびばこパンとブランドの世界観
Pain de Singeを一躍有名にしたのが「とびばこパン」。跳び箱を模した愛らしいフォルムがSNSとメディアで拡散し、子どもから大人まで楽しめる個性派パンとして定着した。看板商品であると同時に、このブランドが大切にする「食べる楽しさ」を体現するアイコンでもある。
ベーグルや菓子パンといった定番ラインも充実しており、小麦の風味と香ばしさを大切にした生地作りが評判だ。毎日食べたくなる食事パンとして、地元客のリピートを支えている。
2つの販売スタイル
Pain de Singeは「焼きたて販売店」と「セルフ販売店」の2形態で展開している。津久野店・鳳店ともに24時間セルフ営業(20:00〜9:00は無人対応)という仕組みは、早朝の出勤前でも深夜帰宅後でも、生活リズムに合わせてパンを手に取れることを意味する。忙しい現代人の「ちょうどいいタイミング」に応えるスタイルは、大手チェーンとも個人ベーカリーとも異なる独自ポジションだ。
購入前に確認したいことがあれば、電話やSNSのDMで予約・取り置きにも対応している。
業務用冷凍パンの実力
Pain de Singeのもうひとつの顔が、プロ向けの業務用冷凍パン供給だ。焼き上げた直後に急速冷凍(−20℃以下)し、−18℃以下で保管・出荷することで、職人が手作りした風味と食感をそのまま届ける。解凍方法は自然解凍またはスチームコンベクションオーブンでの加熱解凍に対応しており、厨房の設備を選ばない。
導入実績も具体的だ。ホテルの朝食ビュッフェ向けには解凍後の品質が安定したミニパンを継続供給し、カフェには季節商品に合わせた小ロット対応で商品入替の手間を軽減。商業施設の催事・イベント向けには短納期かつ安定品質で納めている。
大手冷凍パンメーカーとの最大の違いは、「職人手作りで焼き上げたパンを焼成直後に急速凍結する」というこだわりにある。工場大量生産品とは異なる食感と風味に加え、小ロット・多品種への柔軟対応やOEM・オリジナル開発のサポートも強みで、大手では断られがちな要望の受け皿になっている。
品質管理と安全への取り組み
製造工程は計量→ミキシング→一次発酵→成形→二次発酵→焼成→冷却→急速冷凍→保管→出荷と標準化されており、工程ごとに温度帯を設定して記録・点検を実施している。HACCPの考え方に基づく衛生管理、原料ロットのトレーサビリティ、金属検知と目視による異物混入対策、従業員の手洗い・制服・入室管理の徹底と、食品安全への姿勢は業務用メーカーとして本格的だ。20名体制(パート含む)でこの水準を維持しているのは、規模に対して高い品質意識の表れといえる。
店舗とSNS
店舗は堺市西区内に津久野店(津久野町1-8-15)と鳳店(平岡町89-1)の2拠点。最新情報はInstagram・Threads(@paindesinge)や公式LINE(@off1998i)で発信されており、新商品や季節限定品の情報はSNSフォローがおすすめだ。
アクセス
大阪府堺市西区津久野町1-8-15
営業時間
24時間セルフ営業(津久野店: 20:00-9:00は無人対応 / 鳳店: 無人対応)
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