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沖縄美ら海水族館

沖縄美ら海水族館

※写真はイメージです。

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沖縄美ら海水族館は、沖縄本島北西部の本部半島・備瀬崎近くに広がる海洋博公園内に位置する、世界有数の規模を誇る海洋生物展示施設です。その名の「チュらうみ」とは、沖縄の言葉で「清らかな海」を意味し、施設全体が沖縄の豊かな海を次の世代へ伝えるという強い使命のもとに運営されています。単なる水族館の枠を超え、現役の研究機関としての側面を持つことが、他の施設にはない大きな特徴です。

4つのフロアで体感する、沖縄の海の全貌

館内は4階フロアで構成され、各階が沖縄の海の異なる深度や環境を再現しています。3階「サンゴ礁への旅」では「サンゴの海」水槽がひときわ目を引き、ミドリイシ属サンゴの一斉産卵を25年連続で確認するという世界的にも重要な繁殖研究の成果をそのまま観察できます。2階「黒潮への旅」の「黒潮の海」水槽は、世界最大の魚であるジンベエザメと、世界初の繁殖展示に成功したナンヨウマンタが悠然と泳ぐ圧倒的なスケールの空間です。1階「深海への旅」では「深層の海」水槽を通じて謎多き沖縄の深海環境を体感でき、4階「大海への誘い」では琉球弧の水辺エリアなど沖縄全体の生態系を包括的に学ぶことができます。

次々と更新される「世界初」「日本初」の展示記録

この水族館が他施設と一線を画すのは、研究と展示が一体化している点です。アラビアハタゴイソギンチャクの繁殖個体とクマノミを組み合わせた世界初展示、タスキサクラダイの世界初展示、ナンヨウツバメウオの日本初繁殖成功など、「世界初」「日本初」「当館初」の記録が積み重ねられ続けています。深海ザメ「ヒレタカフジクジラ」の胎仔をサメの人工子宮装置で育てながら展示するという前例のない試みも行われており、研究の最前線がそのまま展示室になっています。また、「サメの人工羊水」を応用した魚類寄生虫の新たな駆除法の開発など、水族館発の科学的成果がNHK「新プロジェクトX」や「サイエンスZERO」といったメディアでも広く取り上げられています。

イルカ「オキちゃん」と夜の水族館体験

長年にわたり親しまれてきたミナミバンドウイルカ「オキちゃん」の存在は、この水族館の歴史の深さを象徴しています。オキちゃん劇場では季節ごとにショープログラムが入れ替わり、夏には「Summer Show 2026 ~美ら海スプラッシュフェス~」が開催されます。また、夜間限定の「美ら海ナイトアクアリウム」では、日中とはまったく異なる雰囲気の館内で海洋生物を観察できる特別な体験が用意されています。

研究者の目線で見学できるプログラム

一般公開された水槽を眺めるだけでなく、飼育員とともに「黒潮の海」のバックヤードを巡るツアーや、ナイトガイドツアーといったプログラムも充実しています。普段は立ち入れない舞台裏から巨大水槽の維持管理や生物の飼育環境を知ることで、展示の背後にある研究活動への理解が一層深まります。「サンゴ繁殖展」では、世界唯一とされる展示を含む形でサンゴの神秘的な生態が紹介され、繁殖研究の最前線に触れられます。

海洋博公園50年の歩みとともに

水族館が位置する海洋博公園は2026年に50周年を迎え、「海洋博公園50年間の思い出」をテーマにしたフォトコンテストが開催されるなど、地域と長年にわたって深く結びついてきた施設であることが伝わります。沖縄の海そのものを丸ごと体感できるこの場所は、観光としての楽しさと科学的な発見が同時に得られる、唯一無二の体験空間です。

アクセス

沖縄モノレール美ら海水族館駅から徒歩15分

営業時間

08:30〜18:30(入館締切 17:30)

料金目安

1,900円~2,600円

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