
日本建築藝術大學校
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静岡県富士宮市に位置する日本建築藝術大學校は、日本で唯一、伝統的な木造建築を専門的に学べる4年制の建築専門学校だ。木造校舎という学習環境そのものが教材となる珍しい学び舎で、実技と座学を4年間かけてじっくりと身につける。
日本唯一という希少性
「伝統的な木造建築」に特化した4年制専門学校は、国内にここしかない。大工技術や木工加工といった職人的な実技を軸に置きながら、建築理論や設計の座学も並行して学ぶカリキュラムは、単なる施工技術者ではなく、伝統建築を理解し継承できる人材を育てることを目的としている。卒業時には大学卒業と同等の「高度専門士」の称号が与えられ、全国の大学大学院への進学ルートも開かれている。
全寮制が育む職人の素地
本校は全寮制を採用しており、学生は4年間を共同生活の中で過ごす。オープンキャンパスでよく聞かれる「寮生活はどうですか?」という問いに対して、学校側は同期との絆や生活習慣の形成を大きなメリットとして挙げている。木造校舎の中で寝起きし、学び、仲間と切磋琢磨する環境が、技術習得だけでなく職人としての精神的な基盤を形成する場となっている。
全国大会で示した技術水準
在学中の実績は、カリキュラムの本気度を裏付けている。2024年に開催された第40回全国削ろう会秦野大会の学生の部では、本校生徒が優勝・準優勝のワンツーフィニッシュを達成。「削ろう会」は鉋(かんな)による薄削りを競う大会であり、木造建築に欠かせない手工具技術の精度を全国レベルで競うものだ。また、2024年の二級建築士試験では4年生・3年生・2年生の三名が合格し、うち4年生の川口さんは在学中に取得可能な資格をすべてコンプリートした。建築×合宿2026では優秀賞・宮原賞も受賞しており、コンペ実績も着実に積み上げている。
社会・地域とつながる実践的な機会
夏休み期間には特別企画として外部ワークショップへの参加機会も設けられており、三菱地所による丸の内の街づくりや渋谷と東急の発展に関する現地見学・ディスカッションなど、大手デベロッパーや都市開発の現場に触れる体験が提供されてきた。また、地域貢献活動にも積極的で、「未来の建もの・街づくりコンテスト」の主催など、次世代への伝統建築の普及にも取り組んでいる。
卒業後のキャリアパス
卒業後の進路は、建築業界への就職にとどまらない。高度専門士の資格により大学院進学という選択肢が現実的に存在し、研究職やより高度な設計職を目指すルートも確保されている。伝統木造建築の技術者は慢性的な人材不足が続く分野でもあり、日本唯一の専門校で培った技術と資格は、卒業後のキャリア形成において強い差別化要因となる。
アクセス
静岡県富士宮市上井出2730番地の5(最寄駅情報は記載なし)。通信制準備室は東京都渋谷区。
店舗詳細
- 対応言語
- 日本語 / 英語
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